食事のバランスが気になるなら、海藻類をもっと食べましょう！

by 名畑のぞみ · 2018年11月27日

沖縄そして発酵食品大好き、健康食プロデューサーの名畑(＠NozomiNabata)です。

昔から育ってきた土地のものが体の調子を整える！と言われます。

しんど‐ふじ【身土不二】人間の身体と土地は切り離せない関係にあるということ。その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考え方で、明治時代に石塚左玄らが唱えた。
身土不二(シンドフジ)とは – コトバンク

実際、私も故郷のものをいただくと美味しいと感じるし、体に合ってるな~と考えることが多くあります。
昔に比べて、交通機関が発達したので、日本の食べ物が日本人には合っていると現在は解釈していますけどね。

でも日本は酸性の土壌が多くて、飲み水にも植物にもアルカリ成分がヨーロッパなどの外国に比べて不足していると言われています。
だけど、世の中うまく出来ています！
日本を囲んだ海には色々な海藻がありますよね。それがその不足している部分を補ってくれるんです。
海藻類には、豊かなアルカリ性ミネラルや食物繊維、ビタミンやヨードなどがたっぷりですから。

中でもすごいのは昆布！

植物は大体40種類くらいのミネラルを持っているといわれるのに対して、昆布は90種類も含んでいるんですからね。
血圧を防いだり、血中コレステロールを下げたり、ぬめり成分が腸内をきれいにしたり、有害な貴金属を体の外に出したり、ガン細胞の増殖を抑える働きもあります。
カルシウムも多いから、女性は特に食べたいものですね。お野菜も必要だけど、昆布もしっかり食べましょうね！

でも、案外食べてない方もいらっしゃるのではないかしら？
出汁として使ったはいいけれど、そのあとの使い道が分からなかったり面倒だったりで、使う機会を逸してしまうことを良く伺います。
でもそれじゃあ、もったいない！！
せっかくの栄養をしっかりもらっちゃいましょう。

私は切り昆布水に漬けて出汁用として、いつも冷蔵庫にストックしています。出汁を取ったあとの昆布は柔らかくなっているので、煮物や炒め物に何にでも使えるんですよ。