辛い貧血の症状を良くするには?
こんにちは。
無添加サプリ通販「サプリ缶」店長&沖縄好き健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
今日は、最近めまいをよく起こすというKさんからの質問です。
肌が白く、どちらかというと青白い色に近いKさんは40代。
ここのところ疲れやすく、めまいを起こすそうなんですね。
特に病気は無く、毎日の食事内容を聞いていると、それはそれは量が少ない!
よくそんな少量で、動けているものだと感心してしまいました。
貧血は無いの?と聞くと、常に貧血です!とキッパリ答えてくれました(笑)
貧血を治すことが一番だと伝えると、何を食べたらいいのか分からないので教えて欲しい、ということで今回のテーマの「辛い貧血の症状を良くするには?」です。
貧血の原因は?
病気などの原因を抜かすと、貧血の大半は鉄欠乏によるものです。
女性の5人に1人は貧血、またはその予備軍と言われますが、インスタント食品やコンビニ食を続けている男性にも、貧血が多く見られます。
鉄は、吸収率が低いために、欠乏しやすいミネラルなのです。
貧血になると?
鉄分が不足すると、血液や筋肉に十分な酵素が運べなくなり、疲れやめまい、顔面蒼白などを起こします。
鉄欠乏がゆっくり進むと、身体がそれに慣れて自覚症状が出ない人もいるんです。
その他にも、動悸や息切れ、寒さを人より感じやすかったり、食欲が無いなどの症状もあります。
鉄分と野菜を摂一緒に摂ろう
鉄には動物性食品に含まれるヘム鉄と、植物性食品に含まれる非ヘム鉄があります。
ヘム鉄は、レバーで分かるように肝臓に多く含まれていています。
アサリやシジミ、血合いや内臓を丸ごと食べる食品、赤身の肉、缶詰のコンビーフなどにも多く含まれます。
非ヘム鉄は、ひじきやきくらげ、大豆やパセリ、ココアなどに含まれます。
動物性のヘム鉄のほうが非ヘム鉄の5-10倍の吸収率があると言われていますが、大事なのはビタミンCと一緒に摂ることです。
焼き鳥のレバーをひたすら毎日食べるよりも、色の濃い野菜を一緒に食べる事が大事で吸収を高めますし、ビタミンCは、鉄分の吸収を高め、ヘモグロビンの合成も助ける造血ビタミンでもあるので、一緒がいいんです。
アサリとほうれん草の組み合わせもいいですよね。
ヘム鉄も非ヘム鉄も、色の濃い野菜と一緒に、少しずつコツコツと食べてくださいね。
健康のこと料理のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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まとめ
血液検査などで貧血とわかると鉄剤を処方されて、飲めばすぐ効果が表れますがそれで治ったと思ってはダメです。
血液中の鉄の濃度は薬でリカバーされても、鉄の貯蔵庫である肝臓のストックはすぐには満たされません。食事で根気よく!が、一番の近道です!
貧血を改善して、毎日元気に笑って過ごしましょう!!