熱中症を防いで、脳梗塞からくる認知症も予防しましょう!
こんにちは。
無添加サプリ通販「サプリ缶」店長&沖縄好き健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
ここ2、3日で急に暑くなってきましたね。
7月12日には、熱中症で亡くなった方が2名いました。
お二人とも80歳以上の高齢者でした。
高齢者のいる家族は、これからの季節とくに気をつけてくださいね。
今日は、熱中症と認知症予防の話です。
熱中症が起こりやすい年齢は?
最も多いのが65歳以上の高齢者です。
次に多いのが、45-64歳の男性で、3番目に多いのが0-4歳の乳幼児です。
壮年期の男性は仕事の激務、乳幼児は車の中へ置き去りなどが原因とされているんです。
65歳以上の高齢者はというと、家の中での発生率がダントツです。
10年ほど前までは、35度を超える日はそんなになかったと記憶しています。
最近では、35度を超える日はしょっちゅうで、中には40度近くになることもあります。
そんな温度変化があるのに、家に居るから大丈夫と思って、何も対策をしていないことが熱中症が増えている要因のひとつです。
熱中症の原因は?
食欲が落ちて栄養がしっかり取れていないことや、寝苦しいために睡眠不足になっていること、そして一番の原因は水分不足です。
年を追うごとに水分量が減っていく
生まれたときの肌はみずみずしくって、ほっぺもパンパンです。
それが年をとるごとに、シワが増えていく・・・これは誰しも通る道です。
乳幼児の頃は、体重のおよそ70%が水分で、成人から65歳は60%、65歳以上は50%と言われています。
それだけ、身体の中に水分を貯めて置くことが出来なくなるんですね。
水分不足で何が起きるか
まず私たちの体のなかのどのくらいが水分なのかを考えてみましょう。
65歳以上の場合、体重が50kgであれば、25kg=25000ccが水分です。
その中の水分は汗や、尿、便だけでなく、呼吸でも失われていて毎日約1500ccが体外に排泄されています。
水分量の1-2%つまり250-500cc足りないだけで、疲労感が出たりぼんやりしたり、覚醒レベルが下がります。
3%にあたる750cc不足すると、血液の循環が悪くなり脳梗塞が起こりやすくなり、7%の不足で幻覚や意識混濁があり、10%にまで不足分が達すると死の危険にさらされます。
熱中症にならないために
家の中のルールを決めましょう
外出せず家の中で安静に過ごしていれば大丈夫だとまずは過信をしないことがまずは大事です。
年々、夏の気温が上がっていく傾向がありますから、エアコンを上手に使うことや自分に合った暑さ対策が必要です。
65歳以上の離れた両親などがいる場合は、実際にどうやって過ごしているのか見てあげてくださいね。
年齢が上がれば上がるほど、暑さを感じにくくなっている場合があります。
それはやせ我慢とかではなく、「暑い」というセンサーが鈍っていることが多いのです。
大きな温度計を見える場所に置いて、気温の数字が28度になったら、エアコンをつけるなどの約束をするといいかも知れません。
やっぱり水分
1日に出る水分量は、だいたい1500ccですので、それを目安に水分を摂りましょう。
飲め、飲めといっても、普段から水分を取らない人は苦痛になりますから、朝起きたら1杯、寝る前に1杯、ご飯のときに1杯とあらかじめ決めておくといいですよ。
始めは飲めなくても、だんだんと飲めるようになります。
水だけだと飽きてしまいますので、緑茶や麦茶、コーヒーや紅茶などバリエーションをつけましょう。
夏になると、便秘になってしまう・・・という人は、水分不足です。
もっともっと、そしてちょこちょこと水分をとって、熱中症や脳梗塞を予防しましょう。
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まとめ
水分の不足で、熱中症や脳梗塞を引き起こしてしまう場合があります。
コップ1杯の差が大きく関わってくるかもしれません。
家に居るからと言って安心せず、暑さ対策や水分対策をしてくださいね。