脳の血管を守る「グレープシード」をご存知ですか?
こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
脳には、無数の血管が通っています。
太いものから、細いものまでたくさんあるのが想像できますよね。
今日は脳の血管を守る「グレープシード・エキス」の話しです。
グレープシードって、何?
名前から想像できるかもしれませんね。
ぶどうの種のことです。
コレに含まれる栄養を抽出したものをグレープシードエキスと呼んでいます。
ぶどうの種には、じつは栄養がたっぷり含まれています。
植物は子孫を残すために、種に栄養をギュッと詰めますから、当たり前の事かもしれません。
でも、人間は種ってそのままでは消化できないので、
普段は要らないもの扱いですよね。
グレープシードにはどんな栄養があるの?
グレープシードにはプロアントシアニジンというポリフェノールの王様が含まれています。
王様ですよ。王様!(笑)
抗酸化能力が非常に高く、ビタミンEの50倍、ビタミンCの20倍の効果があるんです。
ちょっと聞きなれないプロアントシアニジン。
血管内の悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防ぐ効果が高く、高脂血症や動脈硬化の予防につながることが確認されています。
他にも、視力や網膜を保護する効果、関節炎などの症状を緩和する抗炎症作用などがあるのです。
グレープシードは何にいいの?
グレープシードは、強力な血管防御作用で動脈硬化を予防します。
静脈瘤という足の血流が悪くなって、静脈が腫れ、皮膚の表面に血管がコブのように浮きあがってくる病気がありますが、フランスでグレープシードといえば、この静脈瘤を改善するための医薬品とされています。
プロアントシアニンの働きで血管壁を守る作用があるからです。
主な働きとして、血液の流れをよくして血管をしなやかにすると言えます。
認知症の原因、脳出血そしてアルツハイマー病にならないために
脳出血を予防するためには、血管を強くそしてしなやかにする以外方法はありません。
ですから、血管をしなやかにする栄養素を持つグレープシードを普段からこまめに摂ることが大切です。
年をとってきたら尚更、血管のことを気にしたいものです。
また、グレープシードに含まれるポリフェノールがアルツハイマー病の原因となるβアミロイドに直接働きかけて、認知症になりにくくします。
アルツハイマー病の原因についてはこちら
脳にとって、欠かせない栄養素がグレープシードにあるのです。
ちょっと、こぼれ話「赤ワイン」
フランスでも赤ワインと脳の認知力に関する研究がおこなわれていて、1日1~2杯の赤ワインを飲む人は、アルツハイマー病になる率が半分に減り、脳血管性認知症など他の種類の認知症になる人も少なくなる事をボルドー第二大学の研究者が報告しています。
赤ワインは、醸造の過程で種子を除きません。
だからグレープシードがたっぷり含まれるんですね。
コレに含まれるポリフェノールが脳の認知力を低下させる βアミロイドに働きかけ、認知力低下が抑えられるという報告もあります。
でも、ワイン習慣がないのに毎日飲むのもちょっと大変かもしれませんね。
それと、もし赤ワインを飲むときは、酸化防止剤の入っていないものを選んでくださいね。
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まとめ
認知症の大きな原因の二つに、脳出血とアルツハイマー病があります。
病気にならないようにするには、発症の要因を少しでも減らすことが大切です。
グレープシードには、脳出血に関しては、血管を強くする作用、そしてアルツハイマー病に関しては、原因となる物質が増えないようにする作用があり、認知症予防のために期待できる栄養素をたくさん持っています。
認知症予防のために、脳に必要な栄養をしっかり摂りましょう。