保存料無添加を選べば安心ですか?安全って何だろう。
お買い物で商品を選ぶとき、無添加の表示があると何となく体にいいような気がしますよね。
何となく無添加の文字をみると、安心できるのは私だけではないはずです。
こんにちは。
沖縄好き、発酵食品コーディネーターの名畑(@NozomiNabata)です。
毛嫌いされ続ける保存料
保存料と聞くと、何となく体に悪い!敵だ!と言うイメージがわきます。もちろん私も良いイメージは持っていませんが、保存料は国の規定で使用料や頻度が厳しく定められているものです。
その目的は、食中毒などの被害を出さないためとも言えます。
食品を提供する側からすると、食中毒を出してしまうことは生命線を絶たれるに等しいものです。
保存料は、食品の腐敗や変敗の原因となる微生物が増えるのを抑え、保存性を高める添加物と定められて、大きく分けて5つがあります。
キャビアや、清涼飲料水、醤油などに使われる安息香酸、安息香酸ナトリウム
練り製品や調味料に使われるしらこたん白抽出物
チーズや、食肉製品、つくだ煮などに使われるソルビン酸、ソルビン酸カリウム
パンや洋菓子などに使われるプロピオン酸、プロピオン酸カルシウム、プロピオン酸ナトリウム
一般食品に使われるポリリジンです。
まあ、安全性を国が保証しているとはいえ、なるべくなら手を出したくないのが本音です。
保存料無添加は現代の救世主?
保存料無添加の表示を出している食品をたくさん見かけるようになってきました。何となく安心して購入できるような感覚がします。
保存料を使わないで商品が出来るなら、早く作って欲しかった~~~と思う感じがしますが、実はそうでもないのです。
保存料無添加を謳っているものに使われているのが、「日持向上剤(ひもちこうじょうざい)」と呼ばれるものです。
名前の通り、食品の日持を良くするものですが、これが何種類と存在します。保存料と違って量も使い方も決まりがなく、その使い方は業者さんに任されていますし、保存目的ですが保存料と書かなくてもいいのです。
日持向上剤をたっぷり使っているのに、保存料の類を使ってないため保存料無添加という表記をすることも出来るわけです。
表記としては、調味料やPH調整剤と書いてあるばかりです。
保存料と同等、もしくはそれよりも体にとって大丈夫なのかと疑問がわいてきてしまいますよね。
安全とは何だろう
私たち消費者が言う安全は、体にとって害のないものをさしますが、製造者にとってみれば、食中毒などの事故を起こさないということが要です。
同じ安全と言う言葉でも、意味合いが違ってきますね。
もちろん食中毒にかからないということも大切なのはわかりますが、現代の私たちにとっては、あまりの添加物の多さが気になります。
ずっと何年も食べ続けていて本当に大丈夫なのか疑問は無くなりません。
安全を気にすると何も食べられない?
また食べるものが無くなる~~とお嘆きのあなたに
絶対食べない方がいいわけではありません。安心して食べるという面でちょっとだけ安心度を下げてくださいとお伝えしたいのです。
☆毎日同じものを食べることを避ける
☆もし食べるときはよく噛んで食べる
☆腸が元気になるものをよく食べる
ことだけでも、いいと思います。
そして腸が元気になるものは、やはり発酵食品です。発酵食品を簡単に摂るために発酵調味料をもっともっと使いましょう。
発酵調味料とは?
その名の通り、調味料を発酵食品に替えるということです。調味料は誰でも毎日使ってますよね。それを替えるだけなんです。
料理にはさしすせそと言いますが、発酵さしすせそに替えちゃえば、自然と使っているうちに腸が元気になっていくという手軽さです。
さ→砂糖を替えて、甘酒やみりん
し→塩を替えて、塩麹
酢→酢(そのままですが本来の酢を選んでくださいね)
せ→醤油を替えて、しょうゆ麹
そ→味噌を手作り味噌
調味料にしてしまえば、毎日知らないうちに使うことがとっても簡単にできるので、腸が元気になりますよ。
食べるものがない!と嘆くよりも、腸を元気にする食べ物をもっと使うことに頭をシフトしちゃいましょう。
楽しく食べて、いつの間にか元気になること間違いなしです♪
そんな方々を応援する味噌づくり教室を開催しています。
健康情報、そして時々沖縄情報を更新中です。よろしければ読者登録をお願いします。笑顔で元気な毎日を応援いたします。
出張健康料理教室は、簡単に料理を作って健康になりたい方のための教室です。バランスの良い食事をあなたに合わせて提案させていただきます。
また、大切な人の健康を応援する販促物のお手伝いを始めております。
手作り味噌が気になる方は一緒に作りませんか?
12月は21日(土)に駒込のナーリッシュさんで味噌作りの予定です。
気になる方はこちらからお問い合わせくださいね。