「いただきます」を繋げよう!
沖縄好き、発酵食品コーディネーターの名畑(@NozomiNabata)です。
農家さんから直接野菜などを分けていただく際に、いつも野菜に関するいろいろな話を聞く機会が増えてきました。
楽しいお話をも沢山伺うのですが、今年は天候に左右された年のようで、不作の話をよく耳にする年でした。
今年はレタスが出来ない。今年はニンニクが不作。台風でトマトの苗が根こそぎやられた。など、農家さんにとっては悲しい話が聞こえてきました。実際に八百屋さんなどに出向いても、野菜の数が少ないと実感しますよね。
そんな野菜達を見るたびに、いつも自然と寄り添い、その中で野菜たちを育てて送ってくれることに感謝の気持ちでいっぱいになります。
ちなみに沖縄で育てているモリンガも不作で、育ちが悪いため収穫が出来ない報告ももらいました。梅雨時期が長かったこともかなり影響しているんでしょう。そう言えば、沖縄産のゴーヤもあまりみない年です。
そして、大豆農家さんからはこんな連絡がありました。
「7月の長い梅雨の影響で、大豆だけでなくほかの作業の遅れもあり、思うように大豆にも手がかけられず、今の生育段階で、今年は収穫、出荷が出来ない状態になってしまいました。」
いつでもどこでも、なんでも手に入る時代だから、食べ物がいつもあるのは当たり前で、私たちは野菜が育った奇跡に感謝することを忘れがちなのかもしれません。
梅雨時期が長いと洗濯が困るわ~~~なんていっているときに、農家さん達は大変な選択を迫られているようです。
そのあとにも「経営規模を縮小することになり、大豆栽培をやめて、私が農業経営から外れることになりました。突然のことで本当に申し訳ありません」と続いてました。
「いただきます」の心を繋げたい
手作り味噌作り教室を通してお伝えしたいのは、味噌が簡単においしくできること、栄養満点であること、味噌造りの文化をつなげたいだけではなく、一番大切な、目の前の食材にもっと感謝する心です。
心を込めて「いただきます」を声に出してますか?
それは料理を直接作ってくれた人、野菜を作ってくれた人、魚をとってきてくれた人に感謝すること。そして、命をいただきますと感謝することの二つの意味があります。特に後者に関しては、お肉や魚だけでなく野菜などにももちろん命がありますので、その命をいただいて、私の命にさせていただきますの意味があります。
声に出して言うことで、私たちの体も命を受け入れる準備が出来て、消化吸収がうまくいくのです。
私たちがいただくのは、農家さんたちが大切に育ててくれた命です。その命は勝手に出来る訳ではなく、農家さんたちの努力の賜物ですから、もっと感謝して。「いただきます」をすることを続けてみませんか。
「いただきます」を繋げましょう。
さて、来年の大豆を譲ってくださる農家さん探しを始めなくては!!!!!
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