認知症予防のために水分のこと、ご両親に尋ねてください!

こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。

昨日は脳梗塞で倒れた母の見舞いのため、山形に行ってきました。
その時に気がついた「水分」の話です。

父に続いて母まで脳梗塞に

現在81歳で、骨粗しょう症のため足腰が弱くなっているんです。
その母が12月の初めに入院したんですね。
原因は脳梗塞でした。
びっくりしたのと共に、父を脳梗塞で亡くしているので、まさか母までも・・・という思いがありました。
食事はどちらかと言うと草食系ですし血圧もそんなに高いわけでなく、脳梗塞を起こすタイプではないと勝手に思い込んでいたんです。
脳梗塞の発見が早かったため、下肢や上肢などに後遺症は特に見当たらず、ホッとしています。

原因は水分不足だった

昨日は、お見舞いがてら母の様子を見てきました。
そこで原因がはっきりしたんです。
ずばり「水分不足」。
思えば普段からあまり水分を摂らないんですね。
そこに、最近尿漏れが気になってきていて、パッドをしていました。
漏らしたくないという気持ちと、トイレに行くのが面倒という気持ちが重なって、もともと普段から水分を摂らない人がますます水分を摂らなくなっていたようです。

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画像はイメージで緑茶にしてますが、
カフェインの利尿作用でトイレが近くなるかもしれませんから、
水分摂るなら白湯がいいかもしれません。

高齢者の水分不足は危険

高齢になると、のどの渇きを感じにくくなったり、腎臓の機能低下で尿の量が増加するんですね。
そのため、体内の水分は一般成人で約60%なのに対し、70歳以上になると約50%に低下。
水分が不足すると、脳梗塞や認知症のリスクが高まり、特に認知症は脱水状態になると悪化してしまいます。
夏場は水分を摂るよう気をつけるかもしれませんが、冬は汗もかかないし・・・なんて思って水分を摂るのを忘れてしまう人もいるかもしれません。
母の場合もそうです。

水分摂ってる?を会話に入れてください

あなたのご両親は「水分」をしっかり摂ってますか?
「元気にしてる~?」といった会話は普段しますが、
「水分摂ってる?」なんて話題はあまりしませんよね。
でも、これはとっても大切なことだと思います。
水分の事なんて、誰も管理してくれませんから・・・。
歳をとると、水分をとる事よりも、尿漏れをしないようにすることに気を取られるかも知れません。
尿漏れよりも、水分不足で脳梗塞になったり認知症が悪化するほうが辛いです。
「最近、お茶とか水をこまめに取ってる?」とぜひ聞いてあげてくださいね。
1日に必要な水分量はだいたい1500mlだそうですよ。

地域ぐるみで水分を摂ろうという動きもあるぐらい

認知症予防の成果を上げている富山市の「水飲み運動」
富山市で成果を上げている「水のみ運動」の話題です。
地域の方と協力し合って、水分を摂るための運動をしているそうですよ。
それだけ高齢者と水分って重要だってことになりますよね。

 

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まとめ

いつも認知症予防のためのブログを書いているのに、まさか自分の母が脳梗塞を起こすとは灯台下暗しでした。
遠く離れた母に、「元気でいる?」の前に「水分摂ってる」と今度からは聞こうと大反省中です。
年齢は関係なく脳梗塞を起こす人はたくさんいらっしゃいます。
脳梗塞の予防と認知症の進行を進ませないためにも、水分をしっかりとっているかご両親に聞いてくださいね。

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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