認知症予防の成果を上げている富山市の「水のみ運動」

一人でやると面倒でくじけちゃったりして出来ないことが、みんなでやると大きな成果を上げることがあります。
こんにちは~。
「サプリ缶」店長&健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。

今日は富山市で認知症予防のために行なっている「水のみ運動」の話です。

20140731

富山市が始めた「水のみ運動」

高齢になると、のどの渇きを感じにくくなったり、腎臓の機能低下で尿の量が増加します。
そのため、体内の水分は一般成人で約60%なのに対し、70歳以上になると約50%に低下。
水分が不足すると、脳こうそくや認知症のリスクが高まり、特に認知症は脱水状態になると悪化してしまいます。
そこで脳こうそくや認知症のリスクを高める高齢者の水分不足を防ごうと、富山市は「みんなで取り組む水のみ運動」のパンフレットを作成しました。
パンフレットは、老人クラブ内で介護予防を推進する介護予防推進リーダーたちを中心として、たくさんの人に配られました。

  • 水、ジュース、コーヒー、お茶など色々な種類の飲み物で楽しく水分をとる
  • 外出するときは、ペットボトルや水筒などを持っていく
  • 喉の渇きを感じる前に、こまめに水分をとる
  • いつでも飲めるように、テーブルの上にポットなどを常備する
  • 家族や友人と一緒にお茶を楽しむ
  • 飲む量を意識するために、普段使っているコップの容量を量る

「1日、1500ml」はあくまで目安です。
体調に合わせて量を加減すること、病気や薬などの関係で水分制限のある人は、主治医の指示を守ること。

このパンフレットとともに「水のみ運動記録票」が配られました。
参加者は各自で目標の水分摂取量を決め、飲んだ量を3カ月間記録しました。
記録をしてみると、思ったよりも飲んでないことを自覚して、水分を意識してとるようになったそうです。
記録って大切ですね。
2009年度から始まった運動ですが、2010年度には3794人が運動に参加しています。
平均の水分摂取量は、1カ月目の1488ミリリットルから3カ月目には1629ミリリットルに増え、
「便秘が改善した」「体調が良い」「食事が美味しくなった」「健康診断の数値が正常になった」などの報告もあり、成果がでているようです。

水飲み運動は水を飲むだけじゃない

ある老人クラブでは、集会の際に、いつも使っている茶碗の容量を皆さんで調べたそうです。
思っていたほどお茶が入らず、「コレじゃ足りない」と言う話になり、自分でお茶を持ってくる人が増えたのです。
また「水のみやっとる?」
「水筒を持って歩いたほうがいいよ」
「暑くなって来たから。こまめに水分を飲まないと」などの会話が増え、個々のコミュニケーションも増えました。

高齢化の時代、地域の高齢者の間で会話が増えて、お互いを見守ることは、自分の健康を保つことになり、結果的に介護予防、認知症予防に繋がったのです。

富山市では、地域の介護予防推進のために、水のみ運動を今後も続けていくそうです。
水を毎日どれくらい飲んだか・・・結構わかりませんよね。
毎日どれくらい飲んでいるのか、多いのか少ないのか、量ってみるのもいいですね。

 

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まとめ

1日1500mlを飲むこと・・・一人でやるとなかなか出来ないかもしれません。
街ぐるみで、又はグループでワイワイ楽しみながらやると効果が上がりますよね。
富山市のような取り組みを、たくさんの地域で始めていただく事を希望します。
夏本番です。しっかり水分をとって、認知症予防に役立ててくださいね。

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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