離乳食に手作り味噌を活用して、離乳食を簡単に！そして腸を元気に！

こんにちは。
沖縄好き、発酵食品コーディネーターの名畑(＠NozomiNabata)です。

今日はとっても嬉しいお知らせをいただきました。
今年の1月に作った手作り味噌を離乳食で使っていただいているというお話でした。
1歳になって離乳食を食べさせ始めたけれど、安心して食べさせられる幸せを感じていただいているようです。

味覚を育てる時期には、味の濃いものではなく素材そのものの美味しさを伝えたいですよね。
この赤ちゃんの時期に、腸を元気にするものを口にすることで、風邪をひいたり、病気をしにくい体にもなるのはご存知でしたか？

腸内環境はいつから整えられる？

よく言われるのは、味覚は３歳までに確立するということ。親としては、３歳までに食べ物の素朴な美味しさを知って欲しいので、いろいろは食べ物にチャレンジする時期です。
実は、腸内細菌のバランスも３歳までに整うんです。
お母さんのおなかの中で育っているときは、無菌状態の赤ちゃんの腸ですが、生まれてすぐにお母さんや空気中のいろいろな菌が取り込まれていきます。母乳を飲むことで、腸の中のビフィズス菌が優勢になります。
離乳食を食べ始めると、ビフィズス菌が減るのですが、食後に母乳を飲むことで腸の中のバランスがまた良くなります。
離乳食を始めたころに善玉菌が良く働ける腸内環境を作っておくと、病気や便秘に悩まない体になります。
ですので、毎日うんちの状態を見ることがお母さんとしての大事な仕事になります。
食事を食べさせるだけでなく、食べた後はどうなるのか、この子にはどんな食べ物が合っているのか研究の時期になります。

善玉菌が良く働ける環境を

腸の働きを良くするために、善玉菌ばかり摂らなければならないかというとそうではありません。悪玉菌も日和見菌も必要で、バランスなのです。いろんな菌があった方がいいのです。
最近は、保存料などが多い食べ物がとても増えています。それはそれで、お腹を壊さずに済むのですが、善玉菌も悪玉菌も日和見菌も入らない状態になります。それどころか、善玉菌の餌になるものも腸の中に入らないので、腸のバランスを崩してしまう方も多いのです。
善玉菌が働けるような環境を作る一番の食品は、はやり発酵食品です。
発酵食品は食べ物を美味しくしてくれるのはもちろんの事、微生物が人間の腸の代わりに消化しやすい形に変えてくれます。ですので、そのまま食べるよりも胃腸に優しいんです。
赤ちゃんからお年寄りまで負担なく食べれるものと言えば、発酵食品です。
その中でも、群を抜いて胃腸に優しいのはお味噌です。その味噌を手作り味噌にすれば、無農薬の大豆で、麹も無農薬で厳選し、塩もミネラルのたくさん含んだ天然の塩で作ることが出来ます。
そのままお湯で溶くだけで、立派な離乳食になるのです。
毎日飲むことで、善玉菌がよく働ける環境になり、腸から元気になってくれます。

楽ちん離乳食は手作り味噌で！

私も二人の子供の離乳食にアタフタした時もありました。
アトピーだったので、卵や牛乳は除いて、小麦やお米もなしで、雑穀と野菜とお魚中心のメニューでした。
ケチャップやらソースにも小麦などが入っているの使えなかったのですが、子供ってお野菜を蒸しただけとか茹でただけの素朴な味を美味しそうに食べるんだなということを感じてました。
時には手作り味噌で少しだけ味付けをすると、それは喜んで食べてくれました。
小さな頃から手作り味噌や塩こうじなどの発酵食をよく食べさせていたせいか、大人になった今でもほとんど風邪をひきませんし、虫歯もないんです。

離乳食の時に意識して体のベースを作ってしまえば、ずっと元気でいられます。
アトピーきっかけでしたが、アトピーは１歳ぐらいで無くなり、つやつやの肌になったので、腸が元気だと体の内側も外側も綺麗になるんだなと私の中では結論が出ました。小さなころから手作り味噌などの発酵食品をお腹の中に入れて上げることは、子供の時ばかりでなく、大人になってからも腸の状態を保つ基本になるので、離乳食に手作り味噌を活用してほしいといつも思ってます。

何より、味付けが簡単ですからね！！

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