豆料理をもっと時短して食べたい人にお勧めなのは「打ち豆」

こんにちは。
沖縄好き、健康食プロデューサーの名畑(＠NozomiNabata)です。

打ち豆ってご存知ですか？
豆を蒸してから、石臼などの上において木槌などでたたいてつぶして乾燥させたものです。
どうです？このぺったんこな感じ。私には愛くるしく見えてくるのですけどね。

時短を応援してくれる打ち豆

これを10分ほど水に浸して、5分ほど煮ると、こんな楕円形に戻るんですよ。恐るべし豆の力だと思いませんか。味ももちろん豆の味です。

打ち豆は、東北や北陸などの雪国でよく食べられた食品です。福井県での消費量が一番多いようで、昔は各家庭で保存食として作られていました。今はもちろん機械などで作るところもあり、スーパーなどでも良く見かけられるようになってきました。

これね。
とっても便利なんですよ。もちろん豆をじっくり水に浸してから煮る方法は豆そのものの味を楽しめるし、煮崩れしないので煮物には最高なんですが、「豆を戻すのが面倒、とっても面倒」と思う人には10分から15分の時間さえあれば戻せるし、また水に浸しておいてお野菜と一緒に煮ても美味しいからぜひ試して欲しいな。

一番簡単な方法はお味噌汁の具材として使うこと。
戻した打ち豆と水をそのまま使いますよ。

野菜やワカメ、揚げなどを入れて煮て、お味噌をとけば美味しい味噌汁が出来上がります。

打ち豆を戻した汁がいいお出汁になって、やさしいお味噌汁になってくれますよ。

栄養を見てみると、強い抗酸化作用があり、老化の原因と言われる活性酸素を除去する働きがあるポリフェノールの量がたくさん入っています。ポリフェノールの代表的なものとしては、お茶に含まれるカテキンや大豆に含まれるイソフラボン、ブドウ・赤ワインに含まれるアントシアニンなどがあります。
打ち豆を水で煮て、15分くらいの過熱でポリフェノールが更に増して、抗酸化作用も強くなりますよ。更に味噌を一緒に入れた場合は味噌のパワーと相まってダブルの効果が期待できます。

動画も作りましたので良かったらご覧くださいね。

豆、面倒だな～～～だけど、豆パワーにあやかりたい人は、打ち豆を試してみてはいかがでしょうか。

豆には、栄養がバランスよくたっぷりと詰っています。食事のバランスはどうなんだろう？と思ったら、「豆」の料理を加えてみてはいかがでしょうか。
豆料理をなかなかしなくなっているかもしれませんが、豆には、たんぱく質や、ビタミン、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルがたっぷり、食物繊維もばっちりの食材なんですよ～～こんなにたくさん栄養をギュッと詰め込んでいるのに、使わないなんてもったいない！って思います。市販のマルチビタミンなんて、ちまちま飲んでいるよりも栄養ははるかに摂れると思います！豆をこまめに食べれば、更年期に訪れるさまざまな症状を軽減してくれますよ。」

乾燥豆、そして打ち豆、色々な使い方で美味しく食べて元気になりましょうね！

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