骨粗しょう症って診断されたら?
沖縄好き、楽食アドバイザーの名畑(@NozomiNabata)です。
健康診断などで突如言われてしまう骨粗しょう症!誰もがなりやすい症状ですよね。特に女性は閉経した後にかかる方が、とっても多いんですよ。今回は骨粗しょう症にならないための食事のとり方をお伝えします。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう、骨粗しょう症、osteoporosis)とは、後天的に発生した骨密度の低下または骨質の劣化により骨強度が低下し、骨折しやすくなる疾患あるいはその状態を指す。
骨粗鬆症 – Wikipediaより
骨がもろくなることにより、少しぶつかっただけで骨折して入院してしまったり、それだけではなく入院が長引くことによって認知症なども併発することがあるのです。骨折を治すために入院したのに、全く別人になってしまったという話は良く聞く話です。
だから、日ごろから骨を丈夫にするように気をつけることは大切です。
どうして骨が弱くなるのか
それは骨も新陳代謝をしているからです。骨は、骨を壊す骨吸収と、骨をつくる骨形成交互に働き新陳代謝し、常につくり替えられています。女性ホルモンのエストロゲンには、この新陳代謝のバランスを保つ働きがありますが、閉経後の女性はこのエストロゲンの働きが弱くなるため、このサポートは受けられなくなります。骨が弱くなるのは、骨にする栄養が足りないということになります。特に女性は顕著に骨粗しょう症にかかる方が多いので、骨を強くする食べ物を積極的に摂る必要があるんです。
カルシウムだけをたくさん摂ればいいのか
答えはNOです。カルシウムはマグネシウムととっても仲良しでいつも一緒に行動します。とっても仲のよい夫婦のような関係です。人の体の中には60兆個の細胞があるといわれますが、その一つ一つの細胞にカルシウムとマグネシウムが仲良くいることで、血管の緊張性を保ったり心臓がちゃんと動いたり出来ているのです。マグネシウムが足りなくなると、カルシウムの値も一緒に下がってしまうとも言われています。
日本の土は火山灰土であるため、もともとミネラルが少ないうえに、ストレスがあったり、アルコールをたくさん飲みすぎたり、精製された白いお米やパンを食べる機会が増えたりしているため、マグネシウムが足りなくなっているのです。
ではどうしたらいいのか
マグネシウムとカルシウムをセットで食べることをお勧めします。
マグネシウム | わかめ
ひじき 海苔 いわし丸干し しらす パルメザンチーズ 桜海老 ゴマ アーモンド 切り干し大根 |
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カルシウム | ひじき
パルメザンチーズ ゴマ ワカメ 高野豆腐 いわし丸干し シシャモ 海苔 アーモンド 桜海老
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カルシウムを含む食品も、マグネシウムを含む食品も案外身近な食べ物ではないでしょうか。
これを色々組み合わせて食べて見ましょう。
例えば、シシャモをかりっと焼いてからパルメザンチーズをふったり
納豆にめかぶをあわせたり(大豆製品と海藻にもカルシウムとマグネシウムがしっかり仲良く入っています)
ひじきをゴマドレッシングでいただいてもOKです。
こちらは、ひじきを水で戻してから、沸騰したお湯で1分煮たひじきと、水にさらした玉ねぎをゴマを入れたドレッシングで和えるだけです。サラダで食べたほうが塩分も糖分も控えめにいただけますよ。
カルシウムの吸収を助けてくれるものに、お酢や梅干などもいいんですよ~~手作りドレッシングでサラダを食べたりすることでも、骨が丈夫になりますね。
こうやって見ると昔からある乾物を利用したり、小魚、大豆など色々なものを組み合わせるだけでカルシウムが補給できるんですよね。美味しく食べてくださいね。
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