沖縄民謡には深い深い意味が込められている!

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沖縄好き、楽食アドバイザーの名畑(@NozomiNabata)です。

 

民謡、私たちは小学校のときに音楽の学校で習ったり、親に教えてもらったりして覚えたものです。でも、大人になってからは、民謡ってなかなか歌わないんじゃないでしょうか。

沖縄民謡には欠かせない三線(さんしん)は三味線のちょっと小さいもの

沖縄民謡には欠かせない三線(さんしん)は三味線のちょっと小さいもの

それに比べて沖縄民謡は、大人になってから習う人がとっても多いんです。それも熱狂的に!三線(さんしん)や童謡、踊りなどを熱心に習う方が多いんです。どうしてこんなに人気があるんでしょうか。だって、お月謝払ってまで習うなんて、不思議じゃありませんか?

ちょっと調べてみましたよ。それは沖縄の独特な文化がありました。

 

有名な「てぃんさぐの花」は誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。

ちょっと意味を見てみましょう。

てぃんさぐの花とはホウセンカのことです。

歌と意味をみてみますね。

1てぃんさぐぬ花や、爪先に染みてぃ(ホウセンカの花は爪先に染めて)

親ぬ言しごとや 肝に染みり(親の教えは深く心に染めなさい)

2天ぬ郡星や ゆみばゆまりしが(天の星は数えれば数え切れるが

親ぬ言いし事や ゆみんならん(親の教えが数え切れない)

これが10番まであるのですが、どれも奥が深いんです。

正直な人は希望がかなえられて末永く栄える。

とか、

何事も試さないといつまでも成功しないよ。

とか、

一人で出来ないことは助け合いなさい。お互いに補い合って世の中は成り立っているんだよ。

とか、

満たされているときほど、謙虚の気持ちを忘れてはいけない。

など胸に突き刺さる歌詞が多いんです。

 

この「てぃんさぐの花」はもともと童謡です。子供のために作られて歌だそうです。これが永く歌われ続けられるわけはこの歌詞の内容にありました。

そしてほとんどの沖縄民謡の歌は、親から子供に教える教訓だったり、人生の先輩が後輩に送る人生訓です。祖先を大事にする沖縄だからこそ、親や人生の先輩の言い伝えを大事にするんですよね。

沖縄の祖先崇拝は、お盆やお墓参りだけでなく、民謡を語りづくという行動にも表われているのかもしれません。

あ~~沖縄、素敵だわ!!

てぃんぐさぬ花のわかりやすい意味がyou tubeにありましたので転載しますね。

リズムはまったく別ですが、意味を中心に見てくださいね。ある意味編曲してまでも、民謡を伝える文化は深いです。

そしてそうだよね。そうだよね。と納得する言葉がそこにはたくさん有ります。

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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