家族の平熱を知っていますか?
こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
今日は、3歳のお子さんをお持ちのお母様からの相談でした。
「熱が36.8℃あるので、病院に行ったほうがいいかしら?」というもの。
ふ~~む。
最近は、低体温のお子さんが増えているけれど、熱の常識は何度になったんでしょう。
様子を聞いてみると、ご飯もしっかり食べるし、元気!ということでした。
咳も発疹も無ければ、わざわざ病院に行くこともないことを伝えました。
風邪でもないのに、他の病気移されたら嫌ですもんね。
これは、私の体温、ちょっと高めですね(笑)
平熱は36.5度~37.5度と昔学校で勉強しました。
でも今は、体温が低い人が多いので、36度そこそこの人が37度になったらきついですよね。
反対に、いつも37度近い人は、37度でもぴんぴんで元気があるくらいになります。
だから平熱を数字で追わないほうがいいんじゃないかな~って思います。
普段から家族の平熱を知っていれば、数字に右往左往しなくて済みます。
一番は、本人がキツそうかどうか。
食べられなかったり、起きることもきつかったら、それは大変。
数字は、あくまでも参考程度がいいんじゃないかしら。
私たちが体温計のお世話になる時って熱のある時ですよね。
熱は、風邪などの時に出ますが、ウィルスや菌を殺すために免疫が働いている状態です。
身体の中の戦士たちが、身体を守るために戦っているんです。
そして戦士たちが勝って、更に免疫力が上がって私達の身体は強くなっていきます。
でも、その戦いが始まるときに、解熱剤で安易に熱を下げてしまうと戦士達の力がパワーダウンして、免疫力も下がる。
そもそも熱が上がる事は、戦う力が十分にあると言うこと。
それを、熱が出た・・・薬を飲む・・・と言う繰り返しでは、免疫力が上がりません。
だから熱って、時には良いことじゃないかなって思います。
反対に怖いのが低い体温です。
体温が低いと感染症にかかりやすい、病気にかかりやすい、ガンになりやすいのです。
特にガンは35度台が一番増殖しやすいと言われています。
また、身体の中の血液も回りにくい状態になりますから、脳への血流も減って認知症にもなりやすくなります。
運動不足や生活習慣、特に食習慣で熱の低すぎる人が多いんです。
免疫の強さを知るためにも、家族の身体の平熱を知っておくと損は無いですよ。
もし低かったら、クスリを使いすぎていないか、たんぱく質など食べ物をしっかり食べているか考えてみて欲しいな。
人の体温の4割は筋肉から作られると言われます。
よく歩いて足に筋肉をつけることも良いですし、お風呂に入って外側から体温を上げるようにサポートする・・・こんな簡単な方法も良いですよ。
小さな身体への思いやりが低体温を防ぎます。
ちょっと疲れやすいな、眠りが浅いな・・・と言うときは体温を計って、ご自身の健康管理に役立ててくださいね。
明日の元気のために、体温を知ることって大事です。
健康のこと食事のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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