コレステロールって低いほうがいいの?
こんにちは。
沖縄好き、ゆるゆる健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
健康診断で、よく引っかかるのがコレステロールです。
今までは、コレステロール値は低いほうが良いというのが常識でした。
でも、最近ではコレステロール値が高いほうがガンになりにくく、長生きすると言うデータも多く報告されているんですよ。
日本人35-70歳の5万人を対象に6年間行われた試験によると
☆死亡率が低いのは総コレステロール200-279mg/dl
☆総コレステロール値が高くても低くても死亡リスクは高くなるが、低いほうがより死亡リスクが高い
☆総コレステロール値が低いほどガン死亡者が増える。総コレステロール値180mg/dl未満は、280mg/dl以上の5倍になる
日本脂質介入試験より抜粋
コレステロールの80%は肝臓で作られ、全身を回りながら、免疫を高めて高めて生きます。
コレステロール値が減るということは、身体を守るための材料がないという証拠で、病気にかかりやすくなるというしるしです。
残りの20%は食べ物から作られ脳に回されます。
脳は生きていくための体中をコントロールする大事な場所です。
脳の30%ほどは、コレステロールで出来ていて、身体の中で一番コレステロールが多い場所なんです。
コレステロール値が高い人のほうが、年を重ねても頭の回転が速く、低いと脳の働きが鈍ってしまって思考力が衰えたり、うつ状態になることもあるんですよ。
もう一つ、コレステロールが足りないと、脳の血管がダメージを受けやすくなって脳卒中のリスクも高まります。
こうやって見ると、ちょっと高めがいい感じじゃないでしょうか。
標準のコレステロール値はこちらです。
標準とされているのは総コレステロール値
(男性) 151~254mg/dl
(女性 30~44歳) 145~238mg/dl
(女性 45~64歳) 163~273mg/dl
(女性 65~80歳) 175~280mg/dl
この数値も、あくまでも基準です。
年を追うごとに、身体を守ろうとして増えていくのがコレステロールです。
それが自然なのです。
血圧が高いのも全身を血液が流れるため、コレステロールが高いのも免疫を高めているためです。
持病が無い限り、低さを求めすぎると返って、病気や認知症をもたらすこともあります。
昔は、イカが良くないとか、卵がダメ~とか言われ、さんざんと悪者にされてました。
でもね。気にする持病が無ければ、アレだめ、コレだめと考えずに、腹八分目で自然な食べ物を食べて、笑顔で過ごすほうが良いんじゃないかしら。
季節のものを美味しく食べましょう。
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