「5人に1人が認知症」10年後の現実にこう備えよ!~週刊文春より~

こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。

今日は週刊文春からの話です。
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もうすぐ5人に1人が認知症?

今年の1月7日、厚生労働省が認知症対策の国家戦略案で明らかにしたデータがあります。
10年後の2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症にかかるというものでした。
2040年には4人に1人、2060年には3人に1人。
驚異的な速さで増えていくイメージです。

認知症患者の増加でトラブルも増大

認知症の方が増えることで、問題になるのは「1人暮らしの認知症ケア」なんです。
現在の高齢者世帯は、1千百万世帯でこのうち1人暮らしなのはその半分。
これから1人暮らしがもっと増えることが予想されます。
物忘れが多くなるから、火元の確認を忘れて家事が多発したり
隣の家に勝手に入って、物を持っていくなどのトラブルも多くなります。
今の介護保険ではとてもカバーできず、今でも地域包括センターや民生委員が困っています。

他にも車の事故でのトラブル、銀行口座の暗証番号を忘れることが日常茶飯事になること、
高齢者をターゲットにした犯罪が増えていくことも危惧されます。
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認知症にならない努力が大切

私たちに出来ることは、認知症にならないよう色々とチャレンジする事です。
最近の研究で、認知症の前症状と言われるMIC(軽度認知障害)は予防できることが分かってきました。
主な柱は、運動・食生活・社会認知活動です。
認知症と診断された方でも、きちんとケアをすれば進行を遅らせることが充分可能です。

アメリカ国立衛生研究所が提唱するのはこの八項目です
1.運動習慣をつける
2.高血圧の改善
3.人的交流など社会認知活動を増やす
4.Ⅱ型糖尿病の改善
5・バランスのいい食事を摂る
6・適正体重の維持
7・禁煙する
8・うつ病の改善

これを見ると、身体を健康に保つことと、認知症を予防することは
ほぼ同じですよね。
認知症は「わけのわからない恐ろしい病気」ではありません。
認知症にも軽度から重度があります。
軽度の方が6割、中度から重度が4割とされています。
軽度は「簡単な指導で日常生活が送れる」レベルです。
もちろん認知症にならないよう予防する事も大切ですが
軽度から進ませない、または進行を緩やかにすることも重要ではないでしょうか。

子供達に負担をかけたくないと思う人は、生活習慣病に気をつけて
人とよく会い、笑って、そして歩く。
これを続けること・・・これだけでも認知症予防になります。
5人のうちの4人になるよう、生活習慣を少しだけ変えてみませんか?

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まとめ

物忘れは誰にでもあること。
でもそれを仕方がない・・・で諦めず、思い出す努力を今から習慣化しましょう。
例えば、友達の名前が思い出せなかったら、ちょっとだけ頑張って思い出してみること。
思い出すことが出来れば、脳も喜び活性化します。
毎日の小さな積み重ねが、脳の働きを大きく左右します。
そして何より毎日の中の楽しいことをたくさん探して、笑顔の回数を増やしましょう。
あなたが笑えば、脳も喜びます!

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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