認知症予防のために「あれ」「それ」「これ」を使わないで!

こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。

最近会話の中に、必ず連想ゲームが出ちゃいます。
先日も、俳優の唐沢寿明さんの名前がパッと出てこなくて、「二十世紀少年に出て、味ポンのコマーシャルに出てる人、名前なんだっけ・・・?」という感じ。
名前がパッと出てこないんですよね~。

今日はそんな名前がパッと出てこないときの話です。

「あれ」「それ」「これ」を使うのは良くないこと?

20141031

どうしてもモノの名前や人の名前が出てこないのは、年をとってくるとよくあることです。
そんな時「あれ」「それ」「これ」という指示代名詞がよく出てくるのではないでしょうか。
家族との話しでは、「あれ、どこにある?」
「あれなら、ここにありますよ」で、事足りてしまいます。
年をとればとるほど、「あれ」の名前が思い出せなくて、指示代名詞中心の会話になるのは仕方のないこと。
でも、このまま指示代名詞が頻繁に出てきて、それが当たり前になるのは問題です。

せっかくの「思い出す」チャンスがもったいない

言葉が出てこなくて指示代名詞をいつも「仕方がない」として、脳を使わないことがもったいないのです。
脳は使わないとどんどん錆びていきます。
さびない様にするためには、頭の中にある言葉をどんどんアウトプットすること。
「思い出そう」と努力することが脳に刺激になりますよ。
時間がかかっても、その言葉が出てきたときはとっても嬉しくなりますよね。
その嬉しくなる気持ちがまた脳を刺激します。
「あっ思い出したっ!」という、その瞬間が良いのです♪

大切な人の脳の老化を止めるために

長年、連れ添っていると「あれ」「それ」「これ」でほとんどの会話が成り立つかもしれません。
よく言えば「あうん」の呼吸で素晴らしい事ですが、それは脳の前頭葉を使わない生活です。
知らないうちに、脳の老化を加速させていますよ。
パートナーの事を思いやって、ちょっと意地悪でも、「あれって何?」と、聞いてあげるのも愛かもしれません。
でも過剰に「あれって何?」と聞きすぎると、気持ちが斜めになる方もいるので、それは臨機応変に!

いつも聞く「あれ」「それ」「これ」は、脳を働かせるチャンスだと思って、思い出す努力をしましょう!

 

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まとめ

脳は刺激をしないと、「もう働かなくっていいんだ」と思い込んで、退化していってしまいます。
毎日、使うことが大切です。
思い出せない人の名前も、時間をかけて思い出すことで脳は活性化します。
思い出せない・・・と悩むのではなく、脳を働かせるいいチャンスだと思って、思い出し作業を楽しんで下さいね。

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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