認知症予防のために「あれ」「それ」「これ」を使わないで!
こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
最近会話の中に、必ず連想ゲームが出ちゃいます。
先日も、俳優の唐沢寿明さんの名前がパッと出てこなくて、「二十世紀少年に出て、味ポンのコマーシャルに出てる人、名前なんだっけ・・・?」という感じ。
名前がパッと出てこないんですよね~。
今日はそんな名前がパッと出てこないときの話です。
「あれ」「それ」「これ」を使うのは良くないこと?
どうしてもモノの名前や人の名前が出てこないのは、年をとってくるとよくあることです。
そんな時「あれ」「それ」「これ」という指示代名詞がよく出てくるのではないでしょうか。
家族との話しでは、「あれ、どこにある?」
「あれなら、ここにありますよ」で、事足りてしまいます。
年をとればとるほど、「あれ」の名前が思い出せなくて、指示代名詞中心の会話になるのは仕方のないこと。
でも、このまま指示代名詞が頻繁に出てきて、それが当たり前になるのは問題です。
せっかくの「思い出す」チャンスがもったいない
言葉が出てこなくて指示代名詞をいつも「仕方がない」として、脳を使わないことがもったいないのです。
脳は使わないとどんどん錆びていきます。
さびない様にするためには、頭の中にある言葉をどんどんアウトプットすること。
「思い出そう」と努力することが脳に刺激になりますよ。
時間がかかっても、その言葉が出てきたときはとっても嬉しくなりますよね。
その嬉しくなる気持ちがまた脳を刺激します。
「あっ思い出したっ!」という、その瞬間が良いのです♪
大切な人の脳の老化を止めるために
長年、連れ添っていると「あれ」「それ」「これ」でほとんどの会話が成り立つかもしれません。
よく言えば「あうん」の呼吸で素晴らしい事ですが、それは脳の前頭葉を使わない生活です。
知らないうちに、脳の老化を加速させていますよ。
パートナーの事を思いやって、ちょっと意地悪でも、「あれって何?」と、聞いてあげるのも愛かもしれません。
でも過剰に「あれって何?」と聞きすぎると、気持ちが斜めになる方もいるので、それは臨機応変に!
いつも聞く「あれ」「それ」「これ」は、脳を働かせるチャンスだと思って、思い出す努力をしましょう!
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まとめ
脳は刺激をしないと、「もう働かなくっていいんだ」と思い込んで、退化していってしまいます。
毎日、使うことが大切です。
思い出せない人の名前も、時間をかけて思い出すことで脳は活性化します。
思い出せない・・・と悩むのではなく、脳を働かせるいいチャンスだと思って、思い出し作業を楽しんで下さいね。