夏に起こりやすい夏血栓にならないために!
毎日暑くてとろけそうです。こんにちは。
沖縄好き、健康食プロデューサーの名畑(@NozomiNabata)です。
熱中症によく似た症状の夏血栓をご存知ですか?熱中症もつらい症状ですが、夏血栓になってしまうと死に到る場合があるので注意が必要です。特に今年の夏は暑いので心してかかりましょう。今回は、ちょっと怖い話ですが、夏血栓にかからないための方法です。
血栓とは
まず血栓とは、字のごとく血の塊のことです。血液中のたんぱく質や血小板が、血管の中に溜まって固まったものです。これが血管の中で血液と一緒に流れて行き、細い血管に詰ってそこの場所の血液の流れを止めるために、壊死してしまいます。肺の中で起これば肺血栓塞栓症、脳の中で起これば脳梗塞、心臓の場合は心筋梗塞と呼ばれます。死に到る場合や認知症の原因にもなってしまうのです。
どうして夏血栓が起きるのか
原因は水分不足と血液の質です。
夏はクーラーの下にいても肌から水分が逃げていきますし、炎天下であればなおさらのこと汗が出て、脱水症状になり血液も詰りやすくなります。起きていても寝ていても水分は体から出て行くのがこの季節です。特に気温が32度を超えると、この病気になりやすいと言われています。体から水分が出やすい条件のもとで、血液が粘々しやすいものを食べ過ぎると起き易いともいえます。
夏血栓はどんな症状?
めまい・吐き気・冷や汗・頭痛・呼吸困難といった症状が主に出てきます。そうです。まさに熱中症の症状ととっても似ているのです。熱中症の場合は体を冷やす処置をしますが、冷やしてもなかなか症状が治まらない場合は、必ず医者に見てもらう必要があります。
夏血栓の防ぎかた
水分をとにかく摂りましょう
水、麦茶やミネラルウォーターなど、甘くない飲み物を水分補給のためにこまめに飲みましょう。アルコールやカフェインは利尿作用がありますし、糖分の入ったものは喉の渇きを促進してしまいます。冷たいものばかりだと、胃腸が冷えてしまうので、温かい緑茶や白湯などもお勧めです。起きているときは水分を小まめにとり、寝る前に水分を補給したり、枕元において、寝ているときにも水分不足にならないようにしましょう。
喉が渇いていないと思っていても、定期的に水分を摂ることが大切です。喉が渇いたと思ったら水分が大分失われているサインだと思ったほうがいいでしょう。
そして、実はビールなども夏血栓を起こしやすくします。
ビールを飲んだときは、利尿作用が活発ではないでしょうか?汗ばかりでなく、尿として水分も取られているのです。ビールやアルコールを飲むときは、水分をとることが大切です。
血栓ができにくい食べ物をしっかり食べましょう
納豆・・・納豆にはナットウキナーゼという血栓を予防する作用のある成分が含まれます。ご飯の時にはもちろんのこと、厚揚げの上にのせて食べたり、めかぶなどと和えたりしていただきましょう。
青魚・・・イワシ、アジ、さば、サンマ、ブリ、カツオなどには血液のながれをよくするDHAやEPAが含まれます。夏は特にお刺身などでいただきましょう。
海藻類・・・昆布やワカメは新陳代謝を促し、ぬめり成分が血糖値の上昇を防いでコレステロール値を下げ、血液をサラサラにする効果があります。
ねぎ類・・・玉葱や青ねぎには血糖値を下げたり血液をサラサラにする効果があります。炒め物や煮物にどんどん入れて食べましょう。
野菜・・・旬の野菜は水分をたっぷり含み、体の調子を整えてくれます。新鮮な野菜で血液をサラサラにしましょう。
酢の物・・・酢に含まれるクエン酸が血液中の老廃物を排出し、血液をサラサラにする効果があります。
野菜と魚を中心にしたバランスのよい食生活は、夏血栓、そして熱中症予防に役立ちます。毎日の食事をお腹がいっぱいになる食事から、元気になる食事にシフトしてみませんか。食事を変えていけば、夏血栓や熱中症も怖くなくなるかもしれませんね。水分、そして栄養をしっかり摂りましょうね。
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