発酵食品って何がいいの?
こんにちは。
沖縄好き、健康食プロデューサーの名畑(@NozomiNabata)です。
ここのところずっと発酵食ブームが続いています。きっと体の調子がいいから皆さんが続けていらっしゃるんだと思います。昔からある発酵食を次世代につなげて、みんなが元気に暮らせたらいいなぁと思うこのごろです。
さて、発酵食、発酵食というけれど、一体何がいいのか解明しちゃいましょうということで今日のブログです。
発酵食品にはどんな種類があるの?
世界を見渡すと色々な発酵食品が見つかります。中国のメンマやドイツのザワークラウト、タイのナンプラーや地中海のアンチョビ、インドネシアのテンペ、オーストラリアのベジマイト、カナダのキビヤックなどが有名どころです。さて日本国内を見てみると、その土地その土地に発酵食品があります。北海道の飯寿司、水戸の納豆、福島の三五八漬け、秋田のハタハタ寿司、長野のしょうゆの実、金沢のかぶら寿司、香川のいかなごしょう油、新潟のかんずり、、、、上げればきりがないほどです。
発酵食品は昔から食べてきたものですが、「発酵食品だから体にいいから」というわけではなく、カビや酵母、細菌などの一部の微生物が人間に有益な働きをもたらすのが分かったのはつい最近のことで、放って置いたら自然に出来た産物を昔から食していました。
中にはきっとお腹を壊した人もいるかもしれませんけどね・・・。
日本で身近な発酵食品は?
というと、甘酒や塩麹、お酢、納豆やヨーグルト、漬物やしょう油、味噌、酒粕などがあげられます。日本にいれば、大抵手に入る発酵食品ですよね。
漬物ならすべて発酵食品なのかというと、漬物=発酵食品ではありません。漬物は乳酸発酵して作られるものと、発酵を伴わないものがあります。乳酸発酵の代表的な漬物は、しば漬けやぬか漬け、無発酵の漬物で有名なものには梅干や福神漬けなどが上げられます。
んで、発酵食品って何がいいの?
その1.お腹を整える効果がすごい
発酵食品に含まれる微生物が腸内の悪玉菌を減らして、善玉菌を優勢に変えて、腸内環境を整えてくれます。だから、便秘だってすっきりしちゃいます。
その2.免疫力を上げてくれる効果がすごい
腸の粘膜にはたくさんの免疫細胞が集まっています。そのため発酵の力で腸内環境が整うと、免疫システムも整って免疫力があがるというわけです。元気な体作りのサポートには欠かせません。
その3.ダイエット効果がすごい
発酵食品の整腸作用で便秘が解消されると、太りにくい体質に改善されるのでダイエットにも効果的です。特に酒粕などに含まれるレジスタントプロテインというたんぱく質は、食物繊維と似た働きをして、腸に溜まってしまった余分な脂質を排出してくれる働きがあります。
その4.疲労回復効果がすごい
酢や漬物のもとになっている酢酸などの有機酸には、疲労回復効果があります。塩麹や甘酒には米の栄養が含まれるとともに、エネルギー代謝を助けるビタミンB郡も含まれているので、食べたものをすばやくエネルギーに変えて疲れを取ってくれます。
その5.アンチエイジング効果がすごい
酢のクエン酸は、美容に欠かすことが出来ないミネラルの吸収を高めてくれますし、味噌にはシミの原因となるメラニンの生成を抑える働きがあります。酒かすは、骨粗しょう症やシミの予防、美肌効果などとさまざまなアンチエイジング効果があります。
その6.精神安定効果がすごい
漬物の乳酸菌が生み出すGABAというアミノ酸は、脳の興奮を鎮める作用があります。ストレスを軽くしてリラックス状態にしてくれます。心を穏やかにしてくれる作用があります。
そのほかにも、お肉を柔らかくする効果、野菜の栄養をアップしてくれる効果、食べ物の保存性を高めてくれる効果などたくさんの嬉しい効果がいっぱいです。
昔からある発酵調味料を使わないのはもったいない!発酵食品を毎日使って、もっと元気にもっと美しくなっちゃいましょう!
一番すきな発酵食品はこれですけどね(笑)
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