料理をもっともっと好きになるためには、頑張りすぎないこと!
こんにちは。
沖縄好き、楽食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
今日は、毎日の夕飯に2時間かけて作るのが苦痛ですというお悩み相談をいただきました。
2時間って結構な時間ですよね。
毎日相当な量と品数を作っているのと思いきやできたのは1品だったり、自分の思い描いたのとは雲泥の差だったりとするようです。
皆さんはどのくらい夕飯への時間をかけていますか?
私は、30分から40分と言うところでしょうか。
ご飯を炊飯器にセットして、スイッチオンしたらご飯が炊けるまで作り終えるようにしています。
頭の中で、お肉を生姜につけている時間でサラダと味噌汁と作るとか、豆腐の水切りをしている時間にサラダを作るとか、揚げ物をしている時に洗い物を済ませてしまうとか、いつも2つか3つのことを同時にするようにしています。
時間がもったいないですからね。
調理に入るときに、手順をイメージすることも案外大切です。
メインの料理、おかずたちを頭の中に入れたら、どこか楽できるところは無いか、一緒にできることは無いか・・・探すと結構見つかるんです。
ちょっとした脳トレになっているかもしれません(笑)
そして、何よりササっと作れるようになるには、失敗すること。
レシピ通りに作ったのに、うまくいかなかった=私にはセンスが無い!なんて思っていませんか?
世の中の料理好きの人は、失敗したから上手になっているんです。
そして失敗を失敗と思わないんです。
私もどれだけ失敗したことか(笑)
失敗したら、必ずそれを違う形にしてしまうアイデアを浮かべて、無理やり(笑)リメイクしちゃいます。
もちろんそのリメイクできるまでには、相当な数の失敗はあります。
考えてもみてください。
例えば人参シリシリ。
旬の人参と旬じゃない人参、北海道の人参と沖縄の人参、それぞれ味が違います。
それを塩小さじ1とレシピに書いてあるからと言って同じレシピで作ったら違う味になるのが当たり前です。
本のレシピはあくまでもお手本。
最初は真似でもいいんです。
作りこんでいくうちに、これを合せてみたらどうかな?調味料を変えてみたらいいかな?と実験を楽しんでいくと自分のオリジナルになるんです。
人参シリシリであれば、人参を炒めた段階で味見して、自分の体調に合せて味付けをするのが正解です。
最近は塩麹で作ることが多くなりました。人参の甘さが出てきてとってもいい感じなんです。
これを時間のある時にたくさん作って冷凍しておけば、おかずが足りない時や楽をしたい時に重宝するんですよ。
そして時には作りたくなければ、ご飯と味噌汁とお漬物でもいいんです。
そんな時は好きなことをしてみましょう。
反対に作れるときにたくさん美味しいものを作っておけばいいんです。
お母さんが辛そうに料理をしていたら、子供も料理嫌いになっちゃいます。
楽しく料理しましょう。
楽しく料理すれば、美味しさもアップしていくはずです。
そして頑張り過ぎないこと、既に家族のために手作りを頑張っているんですから、自分を褒めてあげてくださいね。