家族が認知症になったら、どう接したらいいの?

こんにちは。 
無添加サプリ通販「サプリ缶」店長&沖縄好き健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。

65才以上の4人に1人が認知症と言われるこの時代です。
家族に1人は、認知症で困っている人がいるという計算になります。
認知症になったら、家族ではどう対応したらいいのでしょうかとよく質問されます。
20151104
 
答えは簡単です。普通に接してあげてください。

少し理解するまでに時間がかかったリ、やれるまでに時間がかかったりするかもしれません。
それは、十分に時間をとる事が大事です。
 
認知症にかかると、今までやっていた料理や洗濯、掃除や家庭内での役割を、「大変だから、時間がかかるから」という理由で、取り上げてしまう場合が多いようです。
取り上げられたほうからすると、何もやらせてもらえないという疎外感だけを感じてしまいます。

 
認知症になっても、「人の役に立てる」ということが一番うれしいことなのです。
小さな子供が、お母さんの役に立とうと食器を運んだり、包丁を触ってみたりすることがありますよね。
その行動は、大好きなお母さんの笑顔が見たいからやるんです。
いたずらしたいからとか、困らせたいとか、そんな気持ちは、まずはないはずです。
「役に立ちたい」って、誰に教わるわけでもない、人の一番の喜びなんじゃないでしょうか。
 
その喜びを取り上げないでください。
 
認知症の人は、自分の記憶が時々なくなるのを知っています。
そして、とっても怖がっています。
明日はどうなるのか?という恐怖と戦っているんです。
いつもやっている仕事を取り上げられれば、自分が蚊帳の外に追い出された気分になります。
楽しいことを取り上げられたら、怖いという感情だけと暮らすことになるんです。
そして一番辛いのは、何もしないで生きて行くことです。
 
包丁が危なかったら、野菜を洗うことや、後片付けを頼んだり、洗濯物をたたむ、庭仕事などのできそうな仕事を役割にして、なるべくできることはやってもらってください。
できたときには、笑顔で「ありがとう、助かったわ」と言う。
そんなことで、喜んでくれます。
それが脳の刺激にもなるんです。
こんな小さな事でも、脳は喜び、認知症の進行も緩やかになるかもしれません。
 
その他にも、脳のための栄養をとること、水分をとること、も気をつけてくださいね。

 
 

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名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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