認知症の高齢者が詐欺などのトラブルに・・・。

by 名畑のぞみ · 公開 2014年6月9日 · 更新済み 2020年8月7日

梅雨の時期は、天気予報を見ながらなので、
どうしても洗濯物が溜まってしまいます。

夢の中でも洗濯に追われて、ちょっとへこみ気味な「サプリ缶」店長＆健康アドバイザーの名畑（なばた）のぞみです。

今日は消費者トラブルの話題です。

＜６月８日付けの神奈川新聞より＞

認知症高齢者のトラブルが増えている

消費者トラブルの相談件数自体は、10年前に比べて4割近く減っているのに
認知症や知的障害がある高齢者が被害者となったケースは、ほぼ倍増・・・。
判断力が不十分な高齢者が集中的にねらわれているようです。

消費者センターによると、寄せられた相談のうち
認知症や知的・精神障害がある70歳以上の被害者は、
2003年・・・　5800件
2013年・・・1万588件
と言う結果で、千葉・埼玉・東京・神奈川に被害が多く見られました。
投資や土地取引、住宅リフォーム、送りつけ商法などが目立ちます。
ある日突然、大量の布団が送られてきた・・・なんて相談もあるそうです。
この相談は、家族がいて分かった人の相談ですから、実際の数はもっともっと多いはず。
先日「家族に知られたくないから、800万取られたけど、内緒なのよ」なんておばあちゃんもいました。

騙される人を、何とか減らす方法はないのでしょうか？

このままでは被害者が増えるばかりです。
オレオレ詐欺などもまだまだ後を絶たない今の現状。
これほど、テレビやチラシ、ありとあらゆる方法で告知しても
騙されてしまう方はとても多いです。
82歳の母が言っていました。
「話を聞いていても、わからなくなる。判断が出来ない・・・」と。
家族のいる人は、密に連絡をとったり、地域の見守りや成年後見制度を利用することでなるべく未然に防ぎましょう。

今、認知症でない人も、脳を大切にしないとボケてきたり、脳の病気になったりすることもあるでしょう。
被害にあわないために、ボケないよう脳に栄養と刺激を与えてください。