お母さんが認知症と診断されたら
暑くもなく寒くもなく、エアコンもコタツも要らない過ごしやすい季節になりましたね。
こんにちは。
無添加サプリ通販「サプリ缶」店長&沖縄好き健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
4人に1人が認知症という時代になったと言われます。
現在の認知症の方の患者数は、460万人で、軽度認知症の方も含めると800万人に達するそうです。
家族が認知症と診断されたら、どうしますか?
認知症には種類がある
認知症が引き起こされた病気によって種類があります。
徐々に脳に不要物がたまって起こるアルツハイマー型、血管が破れたり詰まることによって起こる脳血管性、脳にレビー小体などの物質がたまることで萎縮して起こるレビー小体型、特殊な異常物質がたまることで起こる前頭側頭型などです。
脳血管性以外は、事故のように急に認知症の状態になるということはありません。
詳しくはこちらをご覧ください。
認知症には種類がある
この他にも原因がありますが、多くはこの4つです。
認知症治療薬のこと
認知症の種類の中で、一番多く発症するのはアルツハイマー型認知症で、認知症患者の約50%を占めます。
そのため、世界中でアルツハイマー型認知症の治療薬の開発が進められています。
今日本で使われているのは、アリセプト、レミニール、リバスタッチ(イクセロンパッチ)、メマリーという4種類です。
一度途切れてしまった脳の神経細胞を蘇らせることはできません。
ですから、根本的な治療薬ではなく、認知症の症状を改善して遅らせるという薬です。
薬によって、興奮したり眠れなくなったりと別の困った症状も出ることがあるので、家族であれば飲んでいるときの状況をよく観察することが大切になります。
薬との付き合い
何にでも言えることですが、コレを飲めば治る・・・とか、お医者様が処方してくれたから全部任せる・・・といった、すべて受身の気持ちにはならないことが大事です。
お医者様は、治療のためのひとつの方向性を与えてくれます。
そのひとつにすべてを委ねるのではなく、平行して出来る何かを探すことも必要だと思うんです。
自分でできることって何?
脳は毎日24時間働き続けています。
何も食べず動かなければ弱っていく体と同じように、脳にも栄養と刺激が大切です。
認知症と診断されたら、それ以上の進行を止めるために、脳に栄養のあるものを食べたり、話しかけたり、手や背中を撫でてたり、状態が良い日や悪い日が色々とありますが、お母さんとの楽しい時間を少しでも持ってあげてください。
昔の写真を見て思い出話をするのも脳が活性化します。
物忘れはひどいけれど、心は優しいお母さんのままで変わっていないのです。
自分がどうなっていくのか怖くてどうしたらいいのか、分からないだけなのです。
認知症と診断されても、病人扱いしないで、出来る家事はお願いして家族の輪で支えてあげてくださいね。
健康のこと料理のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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まとめ
認知症と言われても、身体は動きます。
病人扱いをしないでくださいね。
お母さんも、上手くいかないことが増えて混乱しているのです。
認知症という症状をみんなが知って、家族でまた、社会で支えあえる世の中になることを願います!!
また、あなたも無理をしないでください。
あなたの幸せがお母様の幸せですからね。