免疫力を上げる漢方「冬虫夏草」をご存知ですか?
今日は1日中雨の関東地方です。
ベタベタジメジメというイメージは人間だけですよね。
道端の木々たちは、喜んでいるようで緑の葉がとっても元気です。
こんにちは。
無添加サプリ通販「サプリ缶」店長&沖縄好き健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
冬虫夏草(とうちゅうかそう)という言葉を聞いたことがありますか?
漢方素材で有名ですが、虫でもなく草でもなく、これはキノコの一種なのです。
今回は「冬虫夏草」の話です。
冬虫夏草って何?
冬虫夏草は、昆虫に寄生したキノコの総称です。
昔から中国で珍重され、漢方生薬として使われています。
夏にはたくさんの蝶々が飛びかい、花にたくさんの幼虫を生みます。
幼虫が孵化して、土の中にもぐって植物の根の部分にある栄養を吸収しながら育ちます。
この時、土の中にある冬虫夏草菌が体につくと、菌がどんどん虫の栄養を摂取して育ち、冬の土の中で寄生し続けます。
冬に土の中で虫の幼虫に寄生してその栄養分を摂取して育ち、夏になると発芽し棒状のキノコが地に生えてきます。
つまり冬の間は虫の形をしていて、夏になると草になる、そのことから冬虫夏草と名付けられました。
何が含まれているの?
生きた虫の体に寄生すること自体、頭の中では考えたくないことですがこのキノコに含まれる成分たちが凄いんですよ。
中国の歴代王朝で珍重されてきたもので、とっても有名な漢方医学書の「本草従新」には、「冬虫夏草は人間のエネルギーを生み出す源で身体を強壮させる」と紹介されています。
冬虫夏草に含まれるβグルカン(ベータ・グルカン)は、アガリスク茸の17倍、普通のきのこの約170倍と多量に含まれます。
βグルカンって何?
βグルカンについてもここで少し触れますね。
βグルカンはきのこに含まれる成分で、
の健康効果がある期待の成分です。
こんなにいいことばかりの冬虫夏草、副作用はというと見当たらないのです。
冬虫夏草のいいところ、そして問題点
この冬虫夏草で最も効果が期待されるのは、毎日体内でできるがん細胞を死滅させるNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化する作用です。
NK細胞が元気に働きパトロールを続けていれば、がん細胞はすぐに退治されて、発症することはありません。
でも、NK細胞は色々な要因によって、その数や強さが変わってきます。
細胞を弱めてしまう第一の原因は加齢です。
そして第二の原因はストレスです。
加齢もストレスも関わりなく生きていくのは難しいことですよね。
細胞を強く保つために、時には漢方素材の力を借りることも大事かもしれません。
ただ、問題なのは需要と供給がアンバランスなこと。
もともと貴重で数が少ない冬虫夏草ですが、ガンに非常に効果的であることが分かり、不老長寿のの妙薬として、買い求める人が増え続けて大変高価なものになっています。
健康のこと料理のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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まとめ
私たちの身の回りには、病気から守ってくれるハーブや漢方素材がたくさんあります。
漢方素材は、病気を治してくれるというよりも、病気に打ち勝つ力を与えてくれるものです。
身体の免疫力がしっかりしていれば、病気にかかることも少なくなりますし、悪化させないことにもなります。
元気にしてくれる漢方素材やハーブがもっと身近になるといいですよね。
特徴を知って、使いこなして、もっともっと元気になりましょう!