認知症になっても、もっと住みよい優しい社会へ
こんにちは。
無添加サプリ通販「サプリ缶」店長&沖縄好き健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
先日見たNHKのハートネットテレビ
「シリーズ 認知症“わたし”から始まる
第2回 “認知症フレンドリーな社会”の実現に向けて」
イギリスの取り組みを紹介します。
認知症は、特別な病気じゃない
地域の企業や社会を巻き込んで認知症の理解を深める活動を、イギリスでは国ぐるみで取り組んでいます。
例えばバスに乗るときは
認知症の人は独自のバスカードを提示してバスに乗ります。
運転手の人は、認知症の人が降り損ねないように、到着したときに教えてくれます。
普段から、認知症の人が使いやすいよう勉強会などを開いています。
学校では
認知症の事を授業で取り上げますが、机上のものではなく
実際に認知症の人と会って話しながら、どうやったら喜んでくれるのか
どうやったら安心してもらえるのかを学んでいきます。
認知症大使
女優、ジャーナリスト、医師、そして認知症の人から構成されます。
認知症のことを、より深く知ってもらうために活動していて、
「認知症大使」としてCMなどに出演します。
そのCMでは
「認知症になっても人生は続いている。
これまでとは少し違うが、出来ることを探して、
笑うことが出来れば、もっと素晴らしい人生が続く」
と締めくくっています。
これを、認知症になった本人が自分の言葉で言うのです。
このCMを見たら、認知症の方への偏見が少し和らぐのではないかなぁ。
こういった活動は、9,000人ほどから構成される英国アルツハイマー協会が
地域を巻き込み、認知症の人もそうでない人も巻き込んで行なっています。
認知症の人の意見を聞いて、住みよい地域や国を作ろうとしている活動が素晴らしいです。
認知症を知ることから、すべてが始まります
日本もこういった活動が広がると、安心して住める国になりますよね。
今は、「認知症になったら恐い」というイメージが先行してしまっていること
「認知症になるのが特別」だと思っていることが問題です。
年をとれば、少しぐらいぼけるのは当たり前です。
それを病気扱いしすぎているとおもうんです。
認知症を治す薬は今だ存在しません。
何年後かに、開発されることも在るかもしれませんが
その薬の前に、認知症になっても、もっと住みよい優しい社会になれば良いのではないでしょうか。
認知症を恐がる前に、知ることから始めましょう。
高齢者の4人に1人は、認知症と言われるこれからの日本。
学ぶべきものがたくさんあると感じました。
再放送は2月11日(水)午後1:05~1:34です。
未来の社会を明るくするために、ぜひご覧ください。
食べ物のこと、健康のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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