認知症に良い、エゴマ油について。
こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
今日は、認知症に良いとされる油の話です。
エゴマ油って何?
テレビで取り上げられてから、とっても有名になったエゴマ油。
エゴマはしそ科の植物で「ゴマ」とは全く異なる植物です。
縄文時代から出土した事から、日本最古の油脂植物と言われています。
でも、昔は食用としてよりも、生活を照らす灯明油や番傘用の油として使われていました。
エゴマ油は、しそ油とも呼ばれています。
油の分類「オメガ」について
油の構造によって、オメガ3、オメガ6、オメガ9 の3種類に分けられます。
ご自宅で普段使っている油はどれでしょうか。
現在の日本の食生活では、オメガ6を多く取る傾向があります。
スーパーで比較的安く売られているのはオメガ6の大豆油やコーン油ですし
外食やお弁当屋さんのお弁当、お菓子など、私たちの身の回りにはオメガ6であふれ返っています。
オメガ6が悪いというわけではなく、バランスが大事なんです。
オメガ6とオメガ3は1:1で取るのが健康に良いとされています。
油を量にすると、小さじ1杯です。
これで健康になるのであれば、やってみたいですよね。
なぜ、オメガ3が認知症に良いのか
エゴマ油や亜麻仁油にはビタミンやミネラルがたっぷり含まれています。
特に注目したいのが「α-リノレン酸」が豊富である事です。
このα-リノレン酸は体内で代謝されるとEPAやDHAに変わります。
EPAやDHAは、動脈硬化を予防すると言われています。
つまり血管をしなやかに強くして若く保ってくれるんですね。
魚が認知症に良いといわれるのも、このEPAやDHAを含んでいるからです。
毎食毎食しっかりと魚の栄養を取れれば良いですが、それがちょっと難しい人は
これらを含んだ油をこまめにとる事が大事だと思います。
亜麻仁油、エゴマ油、魚油を少しずつ摂りましょう。
生活習慣病の予防や老化防止だけではなく、脳の機能維持にも役立ちます。
ちょっとこぼれ話
私が初めてエゴマ油を試してみたのは、25年ほど前。
その時の印象は、「独特な味」でした。
昨日、統合医療展でエゴマ油を久しぶりに舐めてみました。
絞り方や原材料にもよるのでしょうが、全く臭みがありませんでした。
1回1回使いきれるものや、空気の入らない容器のものがありました。
調理用ではなく、加熱せずに食べる油は鮮度が命ですし、
家族が多くない場合は、油の減る時間もかかりますから
よく考えられているなぁと感心しました。
昨年末、テレビで取り上げられてから、少し品薄状態のようです。
メーカーの方は、やっと生産が追いついてきたと言ってました。
認知症予防に、エゴマ油や亜麻仁油など使い勝手がよく新鮮な油を選んでくださいね。
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まとめ
私たちの身体は食べたものから出来ています。
必要な栄養素をしっかりとって、血管をしなやかに保ちましょう。
1日小さじ1杯のオメガ3の油が、認知症を予防します。
エゴマ油、亜麻仁油もメーカーや製造方法によって若干特有の香りがします。
好みのものを選んでみてください。
毎日はちょっと・・・という方は、パウチタイプのものもいいかも知れません。
上手に利用して認知症を予防しましょう。