認知症対策の新戦略決定は安心材料か否か!

こんにちは。 
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。

2015年1月27日に政府が認知症対策の新戦略を発表しました。
その戦略に関しての話です。
20150129-1

認知症対策新戦略とは?

政府は、団塊の世代がすべて75歳以上となる10年後の2025年には、
高齢者のおよそ5人に1人に当たる700万人が認知症になる可能性があるとし
戦略を発表しました。
その大きな指針は
☆2020年ごろまでに、日本発の新薬の開発に向けた治験を始める
☆初期段階で適切な医療や介護が受けられるよう、自治体と医療機関が連携して
家庭を訪問する仕組みを2018年度までにすべての市町村に導入する
☆バリアフリー化や高齢者向け住宅の確保を進める
☆医療対象を医師に限定していた認知症に関する研修を
歯科医師や薬剤師にも拡大し、早期に診断や治療ができる仕組み作りを加速させる
などがあります。

この戦略で気になる点

気になるというか、心配なのは「新薬の開発」と「認知症に関する研修」です。
これらによって多剤投与、安易な診断と処方がなされるのではないでしょうか。

薬を代表とする医療の現状

新薬の開発についてですが、西洋医学の薬のほとんどは対症療法です。
病気を根本から治すのだけでなく、その時の痛みや辛さをなくすための薬です。
時には必要かもしれませんが、使いすぎの場合があまりに多いと思います。
例えば頭痛薬は、頭痛の原因を改善しているのではなく
痛みを感じる神経をマヒさせているだけです。
特に精神医療では、多剤投与が行なわれています。
同じ作用や同じ系列の薬を何種類も重ねて処方しています。
この多剤投与、世界の中でも日本の精神科だけなんです。
アメリカやオーストラリア、イギリスなどでは単剤投与が80%なのに対し
日本は80%近くが多剤投与を行い、処方平均数は7-8種類と言われています。
そのため、起きたときにボーっとしたり、攻撃的になったり
ろれつが回らない、吐き気、便秘、めまい、蕁麻疹があらわれたり
気分が落ち込んで何もやる気が無くなってしまったりと
本来の自分を見失ってしまう場合が多くあります。
いつも体のあちらこちらの具合が悪く、内科や皮膚科
整形外科や婦人科など色々な病院を回って診察を受けて
更にたくさんの薬が処方されるのです。
こんな現状において認知症の薬が開発されたら
適切な量以上に処方されるのではないかと恐れています。

今の認知症の薬の処方

アルツハイマー型認知症では、神経伝達物質のアセチルコリンを生産する働きが減少して
脳の中の伝達がうまくいかないと考えられています。
アセチルコリンを脳に増やすための薬のアセチルコリンエステラーゼ阻害剤という
薬がたくさん処方されています。
この薬、治療薬として認められているのではなく
病状が悪くなるのを遅らせる作用があると認められているだけのものです。
まだ、「治す」薬は、存在していません。
軽い失禁や物忘れ、記憶違いなどがあっただけでも認知症を疑って
この薬を処方している医療機関も実際にあります。
認知症で無いのに、この薬を飲むとどうなると思いますか。
正常な脳の神経の働きが乱れて弊害が起こり
むしろ本当の認知症になってしまいます。

認知症に関する研修で診断、処方できる人が増えたらどうなるか

今後、認知症の薬がどんどん開発そして治験され、
世の中に「認知症の薬」といわれる薬が増えるかも知れません。
そしてその認可された薬は、内科でも外科でも歯医者さんでも
ドラッグストアでも処方される時代になり、
精神科の薬のように多剤投与の問題がまた増えるのではないかと
私はとても不安に思います。
認知症でも他の病気でも、年をとれば色々不快な症状が出てくるのは仕方がないことです。
小さな物忘れも当たり前のこと。
一つ一つの症状を薬がすべて解決してくれると思わないでください。
薬を飲むことになっても、その薬は自分に本当に合っているのか
辛い症状が強すぎないか考える事も大切です。
1人で決断ができないときは、パートナーや家族に相談して
お薬と上手に付き合ってください。
人との付き合いと同じように、薬との付き合いを考えませんか?

 
 

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まとめ

物忘れは認知症ではありません。
年齢を経るごとに、忘れることが増えていくこともありますが
忘れたことを悩むのではなく、むしろ笑いの種にしてしまいましょう。
もし、薬と付き合うことになったら、しっかり薬の作用と副作用をメモなどで書きとめ
飲み続けても大丈夫かどうか、判断してくださいね。

認知症にならないために、ウォーキングなどで身体を動かしたり
人に会ったり、楽しいことをしたり、思いっきり笑ったり
脳にいい栄養のものを食べたり、自分でできることを進んでやりましょう。
10年後に高齢者の5人に1人が認知症になるというデータですが
みんながそのうちの4人にはいればいいのです。
データはデータでしかありません。
きっと私達にはそのデータを覆す力があると思います。
一緒に楽しんで脳に刺激を与えましょうね。

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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