認知症の人の介護は、「家族だけで頑張り過ぎない」こと。
こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
今日は認知症の方を介護している方のための話です。
家族だけで抱え込まない
認知症と診断されても生活環境をすぐ変える必要はありません。
苦手な事に少し手を貸せば、普通の生活を続けていくことが出来ます。
でも、長い経過の中で、手を貸す場面が徐々に増えていって、様々な介護が必要になります。
誰か一人で、家族だけで介護することが難しいときがやってくる事もあります。
昔は、妻や娘、長男の嫁が介護するのが当たり前の時代でした。
また、認知症であることをひた隠しにして、家族だけで抱え込み、
自分の生活を犠牲にして生活した挙句、力尽きて認知症の人を恨んだりすることもありました。
家族は精神的に支えましょう
今は、認知症は誰でもなる可能性のある病気です。
多くの人に理解されつつあります。
地域の人や公的支援を含めて、認知症の人や家族を支援していく時代です。
自分を犠牲にすることは、介護する人にもされる人にも良い事ではありません。
苦しくなる前に、なるべく早い段階で公的支援制度を活用しましょう。
家族は、公的支援制度を活用しつつ、本人が穏やかな気持ちで過ごせるよう「心の支え」となることが一番大切です。
頑張りすぎないために
認知症を理解する
認知症という病気を知ってください。
どうして困った状況が起きるのか、どう対応すればいいのかが理解できれば、介護も少しは楽になります。
全国でおこなわれている「認知症サポーター養成講座」でも楽しく学べます。
認知症サポーター養成講座を受けてみませんか?
相談する
介護の事や病気のことで困ったら、一人で悩まず相談しましょう。
病院の医師やソーシャルワーカー、ケアマネージャー、
役所の高齢者福祉課、地域包括センターなど、相談先はたくさんあります。
積極的に活用してください。
面と向かって相談はちょっと・・・と思う場合は、地域包括センターに電話してみたらいかがでしょうか。
方向性が少しずつ見つかるかもしれません。
公的支援を利用する
認知症の人や家族を支援する「介護保険」「成年後見制度」「日常生活自立支援事業」などがあります。
仲間をつくる
介護をしている者同士で交流して情報交換する場があります。
「介護者の集い」「介護家族の会」「家族介護者教室」などに参加するのも良い方法です。
同じ立場だからこそ分かり合って、話をすることでリフレッシュすることが出来ます。
健康のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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まとめ
認知症の方は、少しずつ何かが出来なくなる事態を恐がっています。
それをサポートするのは、家族だけでなく地域全体で行うことが理想です。
大切なお母さんの笑顔を守るためには、あなた自身も笑顔になることが大切です。
頑張りすぎないで、公的支援を上手に活用しましょう。