体調不良なときは、まごはやさしいわ!を検証してみよう!
こんにちは。
沖縄好き、発酵食品コーディネーターの名畑(@NozomiNabata)です。
毎日食事に気を使っていても体調不良が続くことがあります。
かくいう私もありますよ。だって人間ですもの。
先日30歳の女性の方から質問がありました。
「25歳を過ぎたころから、めまいがひどくなり、電車に乗るだけで乗り物酔いになったり、生理痛もひどくなりました。
冷えからくるものだと思い、腹巻をしたリ、お腹にホッカイロを張ってみたりしました。
健康には気を使って手作りの食事をいつもしているのですが、先月も今月も体調がよくないんです。
何かいいものはありますか?」との質問でした!
詳しく伺ってみると、3食ともご自身でお料理をなさっていて、若いのにすごいな~~という印象でした。
でも何かが足りないのでしょうね。
和食の基本の「まごはやさしいわ」の豆、ごま、発酵食品、野菜、魚、シイタケ類、イモ類、わかめや昆布をどれくらいとっているか順番に聞きました。
私「食材の一つ一つを食べているか伺いますね」
Mさん「はい」
私「豆はどんな豆をどのくらい食べてますか?」
Mさん「豆?????。。。。時々納豆と豆腐です。って、豆を食べるのですか?!」
二人「・・・・・・・」
驚きの問答がありましたが、一つ一つ伺ってみると、豆量が本当に少ない!
その他の食材は、しっかり食べているご様子でした
豆の一粒には、実にさまざまな栄養が詰まっています。タンパク質をはじめ、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅など、栄養素の種類がとても豊富でしかもバランスがいい。ビタミンやミネラルの含有量が多いのも特徴のひとつです。その一方で、大豆にはコレステロールが全く含まれていないこともわかっています。
人に必要なほとんどの栄養を網羅していると言っても過言ではありません。しかも女性にとっては、肌をきれいにしたり体調を整える栄養がたくさん含まれています。
実は10年ほど前まで私も豆をあまり食べていませんでした。豆腐を食べている=大豆を食べている って思っていたんです。
でも毎年かかとのガサガサや生理痛が酷かったり、肌の乾燥がきつくて体中が痒くなったりして年だから仕方がないのかな?とあきらめていたこともあるのですが、何か始めないとカユカユで眠れなくなっちゃう!と思い、いろいろ調べた結果「豆」を中心に生活することにしました。
その結果、家族中のかかとがしっとりしたり、具合が悪くなることが驚くほど減少しました。
そんな私の経験をお伝えして豆を進めることにしました。
豆を煮るのが面倒と言う方も多いかもしれませんが、使う前の日に水筒の1/4ぐらいに洗ったお湯を入れて、熱湯を注ぎます。
翌朝には、水分をしっかり含んだ豆が現れるので、お好みの硬さに煮て料理に加えるだけなんです。
そんな簡単な豆の使い方や料理方法をお伝えしてみると、まじめに豆生活を始めてくださいました。
すると、1週間目にはめまいがなくなった。
電車に乗っても乗り物酔いをしなくなった。
1か月したら生理痛が驚くほどなくなった。
と嬉しそうな声で報告してくれました。
3ヶ月続けた結果は、生理痛が全く無くなり、今までの痛みは何だったのか?と思うぐらいですと笑顔で報告してくれました!
食べ物の力ってすごいです。そしてその力を信じて食べることで、体が変わっていくんです。
何か不調があった時はどうしますか?
もちろんお薬に頼ることもあるでしょう。でも、本当の原因を探るために、体からのサインをしっかり聞くことを始めてください。
そして足りないものは何か考えましょう。
体はとても素直です。
あなたの体と長くお付き合いするために、体を使うだけでなく、体が動いてくれることに感謝して、動いてくれるために食べ物を変えたり休んだりしましょう。
考える時間がある今。
元気でまだまだ過ごすために、食事のことを考えてみませんか?