ガン治療のための「ゲルソン療法」って何?
先日、ゲルソン療法を実際に行なって、脳腫瘍を克服した方のお話を伺ってきました。
参考にしていただければと思い、伺ったことを分かりやすくお伝えしますね~。
こんにちは。
「サプリ缶」店長&健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
まずはゲルソン療法って何?
ゲルソン療法は、ドイツの医学博士マックス・ゲルソンが開発した療法です。
欧米ではよく知られた療法ですが、日本では、最近名前を聞く事が多くなりました。
欧米では、ゲルソン療法でガンを治した患者は何千人もいると言われています。
ゲルソン療法は、食事面とコーヒーエマネ(コーヒー浣腸)の二つの柱からなっています。
ガンの原因となる食品を排除し、自然な食物の持つ様々な栄養素をバランスよく摂取することによって、人間がもともと持っている身体の自然治癒力を高め、病気を排除しようとするものです。
ゲルソン療法の基本、細胞内のミネラルバランス
ゲルソン療法では、まず細胞のミネラルバランスを重視します。
私達の体には、60兆個の細胞があります。
その細胞1つ1つが元気であれば、体の器官が元気で、体全体も元気なんですね。
正常な細胞は、ナトリウムとカリウムのバランスが10:140の割合。
この状態だと、血液から酸素や栄養を受け取り、使い終わった燃えカスは血液やリンパに出して、どんどん循環できる状態です。
癌細胞は、ナトリウムとカリウムのバランスが大きく崩れて、ナトリウムが増えた状態。
こうなると体の中の循環が悪くなり、不要なものが溜まってしまいます。
どのようにミネラルバランスを整えるか
一つ一つ見ていきましょう。
まずは、必要な食べ物
まずは生の野菜をひたすら食べる・・・そんな印象です。
1日7kの野菜を食べるのは大変なため、ジュースにして飲みます。
図の中のヒポクラテス・スープと言うのは、セロリ、トマト、玉ねぎ、にんにく、じゃがいもなどを洗い、皮はむかずにサイコロ状に切り、鍋に入れて水をひたひたになる程度加えて約2時間火にかけます。その後、中身をフードミルなどを使って細かく砕き、野菜の繊維と皮だけがかろうじて区別できるまでにします。このスープは朝作って飲み、冷蔵庫にしまっておいて夕方と夜に飲んだり、余分に作っておいて翌日にも飲むことが出来ます。
ゲルソン医師は、毎食ごとにこのスープを飲むように勧めたそうです。
時々なら食べていい物
食べ物に変化をもたせたり、腹持ちなどを考慮して、こういったものも時々ならOKとしています。
禁止の食べ物
豆腐や大豆、アボガド、玄米も入っていることに驚きました。
タンパク質の消化には時間がかかりますが、がん患者は脂肪やタンパク質を消化できず、ガンの栄養になるためにタンパク質が禁止されたと言うお話しも伺いました。
果物のこと
日本の果物は甘すぎるそうです。日本の技術でもありますが、外国の人が食べると皆さん驚くとか・・・。
糖分は取りすぎると、ガンの餌になるので、甘すぎる果物も控えた方がいいようです。
コーヒーエマネ(コーヒー浣腸)のこと
何年か前に、日本でもコーヒー浣腸が爆発的にヒットしましたね。
その時は、ダイエット目的のためでした。
第一次世界大戦のとき、物資がないため、痛み止めの変わりに水を腸から点滴していたそうです。
当時の医師は1杯のコーヒーを飲むことを許されていて、飲んだ医師達の回復ぶりから、余ったコーヒーを水の変わりに使うといいのでは?という事から始まりました。
コーヒーを腸から流す事で、肝臓の門脈から吸収されて、胆汁が出て体が元気になるとか。
–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
ざっくりとゲルソン療法を紹介させていただきました。
今でも厳格に行なう方と、ニンジンジュースを飲む、加工食品はやめるなどゆる~くなさっている方、たくさんいらっしゃいます。
コレをやらなければダメ・・・と思っていると、心が苦しくなり別の病気を呼んでしまいます。
あなたが信じられる、楽しく出来る方法を探してみてください。
健康のこと食事のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
お悩みの方のご相談を受け付けております。
一緒に考えて、より良い方法を見つけましょう。
お気軽に問い合わせください。
メールでの問い合わせは、24時間受け付けております。
お問い合わせはこちらから!
まとめ
ガンになってお医者様に任せきりよりは、自分自身の生活の中のガンの原因を探し良くなる方法を始めましょう。
5年後にどうなりたいか、強い意志を持ってください。
ただし、苦虫をつぶしたような顔で、頑張りすぎは良くないですよ。
あなたらしく楽しく出来る方法は、探し続ければきっと見つかります。
まずは、口角を上げて笑顔を作りませんか?