食べにくいものを用意して、認知症予防に!
こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
お料理を用意する時って、大きさだったり、柔らかさだったりと「食べやすさ」を中心に考えますよね。
だって、たくさんそして美味しく食べて欲しいから。
食べやすいものも大事だけど、食べにくいってことも実は大事なんです。
噛むことは満腹中枢を刺激して過食を防いだり、唾液を出して消化を助けたり、脳の活性化に効果を発揮するんです。
食べ物を噛むと、歯の根っこを覆う歯根膜がその力をキャッチして、三叉神経を経て、思考や記憶、意欲や運動そして感覚を支配する脳の領域へ信号が伝わります。
そうすると神経伝達物質のアセチルコリンが増えます。
アルツハイマー型認知症になると、アセチルコリンが減っているという臨床結果が出ているので、普段からいかにアセチルコリンを増やすかが大切になります。
入れ歯になったら、歯根膜はなくなるけれど、歯茎の粘膜が代役として働いて、脳に刺激を与えるんですって。
だから、歯があっても無くても、噛むことって大事なんです。
噛むことを増やすために、料理の一品を硬いものや食べにくいものを用意してみましょう。
全部硬いものじゃ、怒られるので、1品にしてくださいね。
大きなお肉を焼いたり蒸したり、硬めの豆を用意したり、するのもいいですね。
カレーや煮物などの時は、野菜を大きめにカットすると食べにくさがアップします(笑)
一口30回噛むのが良いとされていますが、30回たたないで飲み込んじゃうこともあります。
そんな方は、一口の量を減らしてみてください。
そうすれば、噛む回数は自然と増えます。
脳に刺激を与えるチャンスが、1日に何度もあります。
こんなチャンスを無駄にするなんてもったいないです。
いっぱい噛んで、脳に刺激を与えて、脳を活性化させましょう。
認知症予防にもいいですが、お子さんだったら、脳の働きが良くなって勉強の効率も上がるかも~~
噛む事、大事にしてください。
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