認知症のお母さんに、何度も同じことを聞かれたら?

こんにちは。 
無添加サプリ通販「サプリ缶」店長&沖縄好き健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。

認知症になると、ついさっき言ったことや聞いたことを忘れてしまいます。
先日、相談されたことなんですが、認知症のお母さんが電話口で、同じことを何度も何度も聞いてきて、困っているということでした。
20151202
 
Aさんは、「同じこと何度も聞くな!」と、お母さんにしっかりして欲しいために注意するそうなんですね。
でも、叱咤激励は通用しません。
当の本人は、同じことを聞いた覚えが全くないので、「怒られた」という事実だけが残ります。
誰だって、怒られるという事は面白くないことですよね。
怒られたり注意されたりすると、「ここには私の居場所がない」と感じて徘徊をしてしまったり、怒り出したり、家族とも話をしなくなって認知症の症状が進んでしまうこともあるんですよ。
 
同じことを聞かれたら、「さっきも同じことを聞いていたよ」とは言わずに、もう一度答えてあげてください。
食事の場合は、「まだ食べていない」と言われたら、何度も食事を出すことはできないので、今作ってますから、先にお茶でも飲んでましょうと伝えて、軽食や果物などを出すのも良い方法です。
怒らない事、否定をしないことが大事です。
 
時には、今思っていることを聞き出して上げて下さいね。
家族のことをいつも心配しているやさしいお母さんの気持ちを知ることができます。
お母さんの笑顔を大切にしてください。

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まとめ

私の親戚のおばさんは、父の葬式や三回忌のときに、「あら~のぞみちゃん、久しぶりだね。元気?いつきたの?」を5分ごとに繰り返します。
「おばちゃん、こんにちは。昨日来たんだよ」と答えるのですが、認知症のため、近い記憶を覚えていないんです。
実は、このとき会ったのが20年ぶりくらいなのですが、私のことは忘れていませんでした。
昔の記憶は鮮明に残っているんですよね。
5分ごとに聞かれる質問も、同じように答えます。
そこから、昔話をするようにしています。
昔の話をすると、顔の表情がしっかりしてくるんですよね。
昔の話や得意だったことを上手に聞き出して、笑顔を増やしてあげてくださいね。

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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