全身が痒くて眠れません

こんにちは。　
無添加サプリ通販「サプリ缶」店長＆沖縄好き健康アドバイザーの名畑（なばた）のぞみです。

今日はN様よりご相談のお電話をいただきました。

痒くて眠れません。
数年前から、皮膚に赤い斑点が出来て、薬を塗って治っては出て、治っては出てを繰り返しています。
だんだんと皮膚に出る範囲が広くなり、今では全身に斑点が出て、頭皮まで痒みが出るようになりました。
良く眠れないので、眠れるようにしたいのですが、睡眠薬は怖いのでどうしたらいいですか？

痒くて眠れないと、本当に辛いですよね。
痛みよりも、痒みをこらえること我慢することが辛いんです。
 
痒みを止める薬や飲み薬で対処していらっしゃるようでした。
よく伺うと既に肌はジクジクで、乾いたところが突っ張り、最近は低刺激のボディシャンプーを使って、その後、化粧水でケアをしているという話も伺いました。
 
Nさんは、痒みが原因で、眠れないのが困る・・・というお悩みだったのですが、ここだけ切り取ると睡眠不足が結果になっているんです。
でも、根本は違っていて、何かの原因があって、痒みと睡眠不足の両方ともが結果なんです。
原因が分からないうちに、痒みと睡眠不足を解消しようとするならば、お薬しかありません。
でも、お薬では良くならなかった。
それは、原因を突き止めなかったから。
お医者様は、原因を突き止めてはくれません。
自分で、アレコレやってみるしかないのです。
 
そこでまず、対処法としては、ボディシャンプーをやめてもらうことにしました。
本来肌を守ってくれる皮脂は、シャンプーなどによって簡単に除去されてしまいます。
ジクジクがあるうちは、皮膚から出る皮脂を出来るだけ守って皮膚を乾燥させて、新しい皮膚が出来るのを待つことが大切だからです。
今は、石鹸やシャンプーを使わない芸能人の方も多くいらっしゃいますよね。
お湯で軽く流して、保存料などが全く入っていない化粧水かローションをつけてもらうことにしました。
 
さて、原因ですが、年齢やお仕事など伺っているうちに、肝臓の代謝が落ちているのではないかと思いました。
結構、肝臓を悪くして、皮膚に出てしまう人って多いんです。
 
肝臓は、血液をろ過したり、食べ物から来た栄養を体内で利用できるよう変換･合成して貯蓄したり、毎日毎日働き続けています。
その他にストレスや飲みすぎ、食べ過ぎ、添加物、薬など色々な負担を引き受けてくれる臓器です。
だから、いつの間にか疲労してしまっていていることが多いんです。
仕事をしすぎると、人は元気がなくなるように、肝臓も働きすぎるとまずは代謝が落ちて、解毒の作用が弱まり、本来は尿や便などから毒を出すのに、それが排出できなくて、皮膚に出ることがあるんです。

肝臓を労わるには、ストレスや飲みすぎ食べ過ぎ、添加物などに気をつけることが一番です。
お野菜も農薬などの問題がありますから、よ～く洗ってから食べる･･・そんな小さな事でも、積み重ねになります。
毎日働いている肝臓を労わる気持ちも大切です。
 
５年悩んできた皮膚の状態がいっぺんに治るわけではないですが原因を探りながら、対処法をやることで、肝臓の状態が良くなればだんだんと良くなるはずです。
肝臓に効く足つぼを毎日マッサージすることや、肝臓に効く食べ物やサプリの話をして、相談を終わりました。
 
何をやっていいのか、どうしたらいいのかわからなくなるときは、原因に目を向けるといいかも知れません。
快方に向かうことをお祈りします。

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まとめ

自分の体のナースは自分です。
どうしてこうなったのか、向き合って原因を探ることで、道は開けてきます。