生きる力「飲み込む力」を鍛えてますか?

こんにちは。 
無添加サプリ通販「サプリ缶」店長&沖縄好き健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。

今日は「嚥下」の話です。
長く入院している方から、「食べ物を飲む力が弱くなってきたんだけど、どうしたらいいかしら?」と相談を頂きました。

嚥下とは

「えんげ」と読み、食べ物を飲み込むことです。
私たちは、生きるために生き物の命をいただき咀嚼して飲み込んで、命を繋いでいます。

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嚥下は、口から食べ物を入れて、喉から食道へ運ぶ一連の作業です。
若いときは飲み込むことなんて意識しないでも出来ますが、入院が長引いたり、脳の指令が上手く伝達しないと、上手に飲み込むことが出来ず、飲み込む場所を間違ったり、むせてしまったりします。
私も50代ですが、考えしながら食べ物を食べるとむせることが増えてきました。
小さな頃、母親に「考え事しながら食べたら駄目~」とよく注意されていたのを思い出します(笑)

入院中は嚥下力が落ちやすいのか?

入院の理由は様々ですが、嚥下力が落ちやすいかもしれません。
足の筋肉が弱まるように、飲み込む力も弱くなります。
それは使ってないからです。
入院中の食事は、食べやすいように比較的柔らかく作られています。
噛むことも飲むこともしやすいように調理しているはずです。
それは、栄養をとって早く病気を治すようにとの善意からきていると思うのですが、噛む力や飲む力を弱めている面があるのは否めません。
病院食以外にも、人と話す機会が少なかったり、運動をしないことも理由として上げられます。

飲み込む力が弱まっていないかのテスト

30秒以内に何回、唾液を飲めるかやってみてください。
もし3回未満なら、嚥下障害がある可能性が高いです。

口の中を綺麗に保って、トレーニング

人とたくさん話すことや思いっきり笑って、口や顔の筋肉を鍛えましょう。
筋肉は動かすほど、リハビリになってバランスよく動いてくれるようになります。
また、唾液を意識して飲み込むトレーニングもお勧めです。
筋肉も鍛えられますが、意識して唾液を飲むことで脳のトレーニングにもなります。
あとは、口の中をいつも綺麗にしておきましょう。
口腔内が汚れていると、細菌が繁殖して、誤嚥をしたときに、肺炎を起こしやすくなります。
口の中はデリケートです。
刺激の少ないもので、ケアしてあげてくださいね。

 
 

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まとめ

身体も脳も使わない筋肉は、少しずつ退化していきます。
足腰も大切ですが、噛む力も飲み込む力も生きるために大切です。
話をすることや笑うことでその筋肉が鍛えられるのであれば、楽しく鍛えましょう。
食べにくいものを食べたり、飲み込んだり、話すこと笑うこと・・・これも脳のトレーニングになります。

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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