どうして冬に風邪引くことが多いの?
こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
最近、風邪を引いている人やインフルエンザにかかっている人が多いですね。
冬だから当たり前という答えが返ってきそうですが、ちょっと深く考えてみましたよ~
今日は風邪の原因の話です。
風邪は一年中ある病気です。
でも何故か冬に爆発的に増えていきます。
それは何故でしょうか。
寒さが原因、いや特別強いウィルスが流行る・・・など
色々なことが考えられますが、ビタミンDと深く関係があるんです。
ビタミンDの働き
ビタミンDと言えば、カルシウムの吸収を促す栄養素として有名ですね。
骨粗しょう症の予防や改善のため、
カルシウムを含んでいる食べ物を食べる事が大切ですが、
それだけでは効果があがりません。
お日様を浴びることでビタミンDが体内に作られたり
ビタミンDを含む食べ物を食べることで
ビタミンDがカルシウムのサポートをして、
骨の新陳代謝を活発にするのです。
骨祖しょう症を防ぐためにカルシウムを飲んでいるあなた。
ビタミンDも一緒にとる事を忘れないで下さいね。
ビタミンDは免疫を上げる働きも
最近になって、大腸がんや乳がんなどに関して、
日頃からビタミンDを多く摂っている人ほど、
がん発症の危険度が低いという報告があります。
また海外では、ビタミンDを多く摂っている人ほど
高血圧や心疾患、脳卒中、糖尿病などの様々な生活習慣病にかかりにくく、
認知症やうつの予防にも有効という発表もありました。
ビタミンDは、それぞれに効くのではなく、
皆さんの身体の中にある免疫力を上げるんです。
免疫力が高ければ、病気にかかりにくく
どんな病気にかかったとしても、病気を押しのけてくれます。
もちろん、風邪やインフルエンザに関しても同じことが言えます。
冬にビタミンDが不足して免疫が下がる理由
夏場と冬場の違いは気温、湿度、日照量、降水量等色々とあります。
この中で日照量は実際の数値以上に変化します。
冬と夏に着ている物が全く違うからです。
夏は半袖半ズボンで歩いている人も、冬には長袖長ズボン、
重ね着そして帽子をかぶり、襟巻きをして手袋をします。
人は光合成こそしませんが、日光に当たる事でビタミンDが皮膚で合成されます
冬の間、身に付ける物で、弱い日の光を更に当たらない様にしてしまうと、
ビタミンDが減ってしまい免疫力も下がってしまうのです。
かといって免疫力を上げる為に、一年中、夏の格好をしているわけにいきません。
外を歩くときにせめて顔や手を日に当てることがお勧めです。
どのくらいの時間浴びたらいいの
日焼け止めを塗らずに手と顔を日に当てると冬の昼頃、札幌では70分、
那覇では7分ほどで必要なビタミンDを作る事ができるそうです。
那覇の7分は出来ても、札幌の70分は過酷かもしれませんね。
日光浴の目安としては、夏場は10分ほどそして冬場は30分と覚えておいて下さい。
ビタミンDをとって免疫を上げるために
短時間でもいいので、顔や手に日の光を浴びること、そして食べ物からビタミンDを摂りましょう。
ビタミンDを豊富に含む食材としては、イワシや鮭、サンマ、シラス干し、
アンコウの肝などの魚類、そして卵や魚卵類です。
魚は食べられないという方には干し椎茸があります。
魚に比べると少ないですが、きくらげや椎茸、舞茸の干した物に含まれます。
出し汁を調理に使うと効率よく摂る事ができます。
お肉好きな方にとっては残念ながら、肉類にはビタミンDはほとんど含まれていません。
お魚中心のメニューにきのこ類を意識して採り入れるなどして
積極的にビタミンD補給をしてみましょう。
健康のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
お悩みの方のご相談を受け付けております。
一緒に考えて、より良い方法を見つけましょう。
お気軽に問い合わせください。
メールでの問い合わせは、24時間受け付けております。
お問い合わせはこちらから!
まとめ
最近風邪を引きやすいそして治りにくい・・・という人はビタミンD不足かもしれません。
でも怖がることはありませんよ。
少しの時間を日光浴に当てたり、ビタミンDを含む食べ物を食べましょう。
毎日の食べ物そして生活習慣を見直すことで不足は解消されます。
たまには、鮭のおにぎりを持って、近くにハイキングもビタミンD不足解消にはお勧めです♪