認知症・・・何が原因でなるの?
原因がはっきりとせず、よくわからないと言われる認知症。
今回は認知症の原因を探っていきたいと思います。
こんにちは。
「サプリ缶」店長&健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
年をとったことだけが原因ではない
年をとると、ほとんどの人が認知症になってしまうのは仕方がないこと…と思っていませんか? 年齢が高くなるほど、認知症にかかっている人は多くいますが、年が原因ではありません。
認知症は何らかの病気、または感染症や外傷によって、脳の神経細胞が傷つき、記憶機能が低下したために、生活に支障が出てしまう状態のこと。
単なる老化だけでは認知症にならないのです。
認知症を引き起こす原因は?
認知症の原因疾患は何種類もありますが、認知症を引き起こす原因となる病気の中で、特に多いのがアルツハイマー病、次いで多いのが脳梗塞などによる脳血管障害です。アルツハイマーと脳血管障害の混合型とレビー小体病やピック病なども原因とされています。
原因疾患の50%以上といわれるアルツハイマー病は、脳の中にβアルミロイドたんぱくと呼ばれる、異常なたんぱく質の塊がたくさん溜まるのが特徴で、徐々に脳の中全体に蓄積して、健康な神経細胞の働きを奪って、脳を萎縮させてしまいます。しかし、なぜこのβアルミロイドたんぱくが溜まるのかは、まだ分かっていません。
2番目に多い原因の脳血管障害は、脳の血管が詰まったり、出血したことによって神経細胞や神経線維に障害がおきてしまう病気です。
以前の日本では、脳血管障害の認知症が多いとされてきましたが、最近ではアルツハイマー病が原因の認知症が増えている傾向にあります。
では、アルツハイマーや脳血管障害の原因は?
脳血管性認知症に関しては、生活習慣によるところの原因が多くを占めています。アルツハイマー型認知症に関しては、現代の医学でも正直わからない…といった見方が多いのですが、アルツハイマー病は2型糖尿病と深くかかわりがあります。
2型糖尿病とは、遺伝性のないもので食生活が原因とされていますから、アルツハイマー病も生活習慣を見直すことで、リスクは大きく回避できると言えます。
生活習慣病を見直すことでリスクが減少
脳が病的な変化を起こす基盤には、脳の老化と脳を覆っている血管の老化があります。長く生きていれば、必ず老化は起こりますが、その進み具合は人によって大きく違います。老化には、長年の生活習慣が大きく影響するからです。認知症の発症にも、生活習慣は大きく関わっています。逆に言えば、生活習慣に気をつけることで、危険性は減らせるのです。
当てはまりますか
・食べすぎや運動不足による肥満がある
・飲酒・喫煙の習慣がある
・仕事が忙しすぎる
・高脂肪・高塩分の食事を好んで食べる
普段の生活を見直して、当てはまるところはありませんか?
生活習慣病が原因で、脳に栄養が十分に行き届かなかったり、知らず知らずのうちに血管が弱くなっているかもしれません。今は何ともなくても、長い目で見ると体の老化を進めてしまっています。
認知症を予防するために、あなたの生活習慣を見直しましょう!!
認知症予防10か条
・くよくよしないで明るく楽しく生活を
・適度に運動を行い、足腰を鍛えましょう
・塩分と動物性脂肪を控えたバラスのよい食事を
・深酒とたばこはやめて規則正しい生活をしましょう
・骨折や頭の打撲は認知症を招きます。転倒に気をつけましょう
・若々しくいつもおしゃれをしましょう
・興味と好奇心を持ちましょう
・手紙を書く、文字を書く、など脳のトレーニングをしましょう
・新聞や本などを音読しましょう
・高血圧や肥満などの予防をしましょう
これを全部一度にやろうと思ったら、ちょっと大変です。
大切な事は、毎日楽しんでやること。
まずはできることから始めてみませんか?
健康のこと食事のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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まとめ
生活習慣で、体に支障をきたしたり病気になるのと同じように、脳も大きな栄養を受けています。今のあなたは脳栄養を与えて、やさしい生活をしていますか?ずっと、あなたのパートナーである脳にしっかりと働いてもらうために、悪くなる前に栄養を与えてくださいね。
「予防に勝る治療薬はなし」です。