寝たきりにならない、認知症にならないために!
こんにちは。
沖縄好き、健康食プロデューサーの名畑(@NozomiNabata)です。
先週実家のある山形に行ってきました。86歳の母がどのように暮らしているのか見て、何か私の出来ることはないのかを探しに行くためでした。
母は昭和一桁生まれで、母の母が10歳で亡くなったために弟や妹の世話をしなければならず、小学校も通えず12歳ぐらいから働いてきた人です。ラーメン屋で奉公をして、暖簾分けをしてもらってラーメン屋を営んでいました。通算すると70年ぐらいはラーメンを作っていたことになります。今考えるとすごい事ですよね。その当時近くにラーメン屋が無かったのでとっても繁盛したとか・・・。私は小さかったので記憶に無いのですが、親子4人で3畳の部屋に住んでいて、後に2階建ての1軒屋を2階建てていたので、かなり繁盛したようです。でも好きなことは?ときかれると、ずっと働いてきたので分からないと答えます。ずっと私たちのために働いてくれた母には感謝しかありません。
ずっと立ち仕事だった母、私から見たら立ち仕事が出来る=足腰が丈夫なイメージでした。でも、立っていることと足腰が丈夫なことは違うんですね。お店を辞めたらぱったりと歩けなくなったんですもの。今もほとんど歩けず、日中は景色を見ながらボーーっとしていることが多いようです。
歩けなくなると外からの刺激が無くなって脳も働くなり、ちょっと認知症のような症状もちらほら出ている感じはしました。でも幸いなことに田舎なので近所の人たちが入れ替わり立ち代わり話をしに母のところに来てくださって、楽しい話をしてくれるようです。友達の名前えやどんなことを話してくれるとか、覚えているので認知症とまではいかないけれど、脳が覚えるチャンスを逃しているようでした。
老化は環境の要因が大きく関係します。中でも足腰、しっかりしている人は老化しにくいんです。人と話したり、散歩に行ったり、好きなものを食べに行ったりなどの活動的な生活を送っている人の方が脳への刺激がたくさんあるので老化しにくいのです。ですから、老化を遅らせるには、たんぱく質やビタミンミネラルなどの栄養をしっかり摂ることに加えて、毎日の活動性を高めて、足の筋肉を保つことが大切です。足の筋肉が弱くなると、歩きにくいだけでなく、心臓や肺、消化器官などの内臓の老化も加速してしますのです。足は第二の心臓とも呼ばれていて、血液の循環に大きく関わっているので、血管の老化にも関係してくるのです。足が衰えれば、出かけるのも面倒になり、人との会話も減って、脳の老化も早めます。
出来ればいつまでも自分の意思で好きなところに歩いていって、好きなものを食べられて、好きな人と話が出来る自分でありたいですし、子供たちの世話になることなく人生を全うしたいと思いませんか。
いつまでも元気で動ける自分でいるために、もっと外に出て活動したり、足腰を丈夫にするために運動サークルに参加したり、トレーニングを受けたりするのもいいですよ。
今日は食べ物の話ではなかったですが、食べ物だけでは足腰は丈夫になりません。もちろん丈夫にするサポートは出来ますけどね。筋肉を作るたんぱく質、消化吸収を良くする発酵食品、骨を丈夫にするカルシウムやマグネシウムなどを美味しくいただきましょう。後は自分で動く事が大切です。楽しいことで出かけていれば、多少の負荷がかかったとしても気になりませんよね。人生は短いです。楽しいことをたくさんして、ついでに足腰も鍛えちゃいましょう。
あなたの好きなこと何ですか?