ご飯を食べてないと言われた時の対処法は?
こんにちは~。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
今日は認知症の方のケアの話です。
「ご飯食べてない」と言われたときに気をつけたい対応
食後しばらくすると「お昼ご飯を食べていない。何で食べさせてくれないの?」と聞いてくる・・・こんなケースがよくあります。
認知症の軽度から中度でよく起こるケースです。
こんなときの対応って、どうしたらいいと思いますか?
本人は記憶障害が進んだため、ただ単に覚えていないのですから、頭ごなしに怒ってはダメです。
「さっき食べたばかりじゃない」とか「食事をしたのに忘れたの?」と言い聞かせたり
「人聞きの悪い事を言わないで!食べさせたじゃない」なんて言ってしまうと、被害妄想が大きくなってしまいます。
どのように対処するのがいいのか
お腹が空いたという場合は、お茶や果物などを出してあげてください。
エネルギー量が多くなると、食べ過ぎとなって食事時間が不規則になりますから注意が必要です。
食事中の写真を携帯やスマホで撮ってあげるのがオススメ
オススメな方法が、食事中の写真を携帯やスマホなどで撮ってあげること。
(上の写真では食べている様子は写せていませんが、イメージということで、
実際は食べているところを撮ってあげてください)
介護の方も一緒に食事シーンを笑顔で写真を撮ると、後で「食べてないよ~」と言っても
写真を見せながら「美味しかったね」とか「笑顔がいいよね」とお話しをすることで納得するようです。
寂しさから「お腹が空いた」という場合もありますから、話し相手になって、お話しをする時間を増やすことで満足する場合もあります。
一人ひとり個性があるので、対処法は千差万別だと思いますが、あなたとお母さんに合ったケアの方法を見つけてください。
そして、お母さんの笑顔の写真をたくさん撮ってあげてくださいね。
写真から会話が弾んで、脳にいい刺激がいきますよ。
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