カルシウム貯金してますか?
今日は少し肌寒い関東地方でした。
気が付けば、明日の7日は立冬!
冬が近づいていますね。
こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
転倒して骨折し、入院したら骨折は治ったものの、認知症になって退院した・・・なんて話を聞きます。
至れり尽くせりで、寝たきりの入院生活が脳への刺激を無くして、良くない結果になることも多いんです。
今日は骨折しないためのカルシウムの話です。
カルシウムが不足すると?
体内のカルシウムの99%は骨や歯に蓄えられて、1%は血中などにあります。
血液中のカルシウムは一定に保たれて、足りなくなると甲状腺ホルモンが働き、骨や歯を溶かしてカルシウムを補おうとします。
常に骨からカルシウムを溶かしだすと、骨がスカスカになる骨祖しょう症という病気になるんです。
でももっと恐いのは、カルシウム不足が続くと副甲状腺ホルモンがいつも出ていると、骨から過剰にカルシウムが溶かし出され、余分な分が血管や脳、軟骨などの通常はカルシウムが存在しないところまで入り込んでしまう事。
そのことで、さまざまな病気が引き起こされる事になり、このような仕組みを「カルシウム・パラドックス」といいます。
特に閉経後の女性は、カルシウム不足になりやすいので気をつけたいところです。
イライラの気持ちもカルシウム不足を招く
最近イライラするとはないですか?
イライラの感情はカルシウムを消費しているんです。
でもこのストレス社会でイライラをなくそうというのは、とっても難しいですよね。
カルシウムが不足してイライラして、イライラしてますますカルシウムを無くす・・・そんな悪循環が現代にはあるのです。
そこで、毎日カルシウムをとる事が大切になってきます。
カルシウムだけとってもダメ
カルシウムはマグネシウムと2:1の割合で摂ると吸収が良いと言われています。
カルシウムとマグネシウムは、最強のカップルと覚えてくださいね。
だから、カルシウムだけ摂る栄養のとり方は、あまりお勧めしません。
例えば牛乳は、カルシウムが豊富ですが、マグネシウムは少ないです。
カルシウムとマグネシウムのバランスが良い食品は、ひじき。
食物繊維やβカロテン、鉄なども含む有料食品です。
昔ながらの味付けにすると、塩分の取りすぎになるので、サラダなどで食べることがお勧めです。
他には干しえびや、パルメザンチーズ、アーモンド、海苔、イワシ丸干しなども、最強カップルの食品です。
こうやって並べると、昔からある乾物がいいことに気が付きます。
未来の自分のために乾物などでカルシウム貯金をしましょう。
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まとめ
骨粗しょう症やカルシウムパラドックスは、症状が明白に出ないため、じわじわと身体の中で進行して行きます。
カルシウムとマグネシウムの最強カップルを毎日食べる事を心がけてくださいね。
昔からある身近な乾物などを、毎日少しずつ食べて丈夫な骨を守りましょう!