手作り味噌にカビ?どうしたらいいの?
沖縄そして発酵食品大好き、健康食プロデューサーの名畑(@NozomiNabata)です。
一度手作りして仕込んだ味噌は時間を追うごとに色やニオイに変化が出てきます。その中でも、この白いの何?とかこの黒いのは何?と疑問に思いますよね。
実は私も1月初旬に仕込んだ味噌が白っぽい何物かに覆われていたんです。
でもこの白いものはチロシンと呼ばれているものです。お味噌がしっかりと熟成を始めている証拠なのです。ですから全く問題はありません。このチロシン、見たこともある方も多いかもしれませんね。タケノコの水煮を切ると出てくるものと同じものでアミノ酸なんです。
初めて見たらびっくりするかもしれませんが大丈夫です。
そして白いものの他に、お餅やパンなどで見かけるようなカビ状のものが味噌の表面にでてくることがあります。
でもそれも心配しないでくださいね。お味噌の中は雑菌が育ちにくいのです。もし、カビがあったとしても表面だけのことで、その中では実は美味しいお味噌が着々と醸されているんです。
カビはどうしても出てきてしまうものです。ちょっと気になるな~~と思ったら、2cmほどの深さで取り除いてあげてくださいね。
心配なのはカビがいっぱいになって、お味噌がカビだらけになって、お味噌が食べられなくなるのでは?と怖くなることだと思います。
でも大丈夫です。大丈夫です。
麹の力はカビよりもぐんと強いのです。もし表面にカビがあっても、その下では着々と美味しい味噌を作っているんです。日本の麹の力を信じてくださいね。
私たちが出来るのは、麹たちが醸すのを応援することです。しっかり信じて待ちましょう。
お味噌づくりでカビが出るのは当たり前です。カビが出たら失敗なんて思わないでくださいね。
大丈夫です。あなたの味噌は、美味しく育ってますよ!!
でも、心配なことがあったらいつでも質問してください。あなたの味噌ライフを応援します!