和食の味付けは、「さ・し・す・せ・そ」だけなの?
こんにちは。
沖縄好き、楽食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
小学校の調理実習の時間だったかな?
調味料の「さしすせそ」を習ったのは。
あれは和食を作るときに味を浸みこませやすい順番って聞いてました。
だから、大人になっても暫くは、ずっと「さしすせそ」を守ってたんだよね。
ちなみに「さ・し・す・せ・そ」と言うのは、砂糖、塩、酢、醬油、味噌のことです。
どこの家庭でも常備している調味料です。
これを基本に料理を作るのだけど、ある日、気付いちゃったんですよね。
醬油か塩か味噌味、って飽きちゃうな~~って(笑)
そして砂糖は数年前から使わなくなっている我が家。
砂糖を入れると甘さが強すぎていつの間にか使わなくても全然平気になっちゃってるんです。
我慢しているとかそんなことは無く、ただ無くても素材の味があるから不要なだぁと思うこともしばしばで、みりんや塩麹、甘酒などの発酵食品があれば甘みが十分に出せるんです。
料理のための調味料って、「さ・し・す・せ・そ」だけじゃないですよね。
私が調味料として使うのは、しょうが、ニンニク、玉ねぎ、ニンジン、シラスなんてのも使います。
ちょっときりっとさせたいな~~と言うときはしょうが、コクを出したいなぁと言うときはニンニク、甘さを出したいときは玉ネギや人参、塩っけが欲しいときはシラスなんて風に使ってます。
ね、立派な調味料になっちゃうでしょ!!
先日は、山形にいたときに夏祭りでよく食べていた玉こんにゃくをとっても食べたくなってしまって、作ってみました。
調味料はスルメと玉こんにゃく。
そしてみりんとしょうゆは風味としてちょっと入れて煮込みます。
するとね。
まん丸のこんにゃくにスルメの出汁がよく浸みて美味しくなるんです。
このときに思ったんですよね。
スルメもやっぱり立派な調味料だな~~って。
地方によっては、ニンジンとスルメで調理したりしますし、松前漬けもスルメを使う漬物として有名ですよね。
キャベツと和えるだけでサラダにもなるし、スルメっていい仕事するな~~~と見直しているところです。
お料理をして味付けする時の一番のポイントは自然の味を生かすこと。
素材を一度煮たら、必ず味見してみましょう。
味見をして、足りない味を調味料でサポートしてあげる!そんなスタンスがいいですよ。
レシピには醬油大さじ2と書いてあるから、大さじ2を絶対入れなきゃなんて決め付けないでね。
素材の味は取れた所、取れた時間によって差があるんです。
レシピは大まかな目安です。
最後は自分の舌で、気持ち薄味で自分好みのまたは、家族好みの味に仕上げたら、みんなが笑顔で食べられるよ。
調味料の使いすぎも防げて便利です。
さしすせそ以外に、味付けをサポートしてくれるハーブや野菜、食べ物たちをもっと使いましょう!!
レシピなどでまた紹介しますね!