血糖値が高いと言われたら、考えて欲しい3つのこと
こんにちは。
沖縄好き元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
今や日本人の6人に一人の割合で発症するといわれている糖尿病。
1型と2型に分かれますが、ここでは生活習慣によって発症した方へ向けてお話させていただきます。
一旦かかってしまうと、完全治癒は難しいと西洋医学では言われています。
内臓だけではなく、目や口臭、体の疲れなど色々なところに症状が出てきます。
一番怖いのは血管への影響です。
糖尿病になると、血管が硬くもろくなり内側から損傷していきます。
血管は体中を流れているので、それが体中に起こるリスクがあるということです。
糖尿病を治す薬はまだありません。
治療薬としている薬も、血糖値をコントロールするものなので飲み続けなければならず、治療薬と言うより対処薬といったほうがいいかも知れません。
血糖値が高くなるのは、食べすぎなどによるものと言われていました。
カロリー摂り過ぎとかね。
今もカロリー主義は多くはびこっていますが、カロリーだけじゃないって考えてます。
カロリーを減らすために、ご飯を減らす人も多いですがそれだけでは変わらない場合も多いんです。
原因は炭水化物だけじゃないからです。
当たり前だけど、原因は「糖」なんです。
1日の生活を考えてみましょう。
知らず知らず、糖を多く摂ってないでしょうか。
朝はパン食の人も多いですよね。
パンにも砂糖が入っています。スープやサラダのドレッシングにも。
コンビニでペットボトルのドリンクを買ってみると、加糖ブドウ糖液糖、砂糖などの文字も見られます。
お昼に、オムライスを食べたとしましょう。
ケチャップにも糖が入っています。
とんかつを食べたとしましょう。
揚げ物はカロリーが多いと敬遠されがちですが、見るところは油ではなくソース。
ソースにもたっぷりの糖が入っているんです。
小腹が空いて、甘いおやつも食べます。
残業で疲れた体を奮い立たそうと、栄養ドリンクを飲みます。
夕飯はどこも空いてなく、24時間営業の牛丼!なんて日はないでしょうか。
ご飯やパンだけでなく、ケチャップやソース、ポン酢やだしの素など各種タレ、ドレッシング、栄養ドリンク、お菓子、ジュース、スポーツドリンク・・・気にしなければ糖をどんどん摂取している、そんな世界に私達は生きているんです。
ある意味、糖尿病になりやすい時代なんですね。
糖に関しても、白砂糖は良くないと言われますが、
低カロリーやゼロカロリーを謳う人工甘味料も体のためには良くないんです。
アスパムテール、アセスルファム、ブドウ糖果糖液など作られたものをよく目にしないですか。
自然なものではないために、摂れば摂るほど脳が騙され体の機能がおかしくなってきます。
気にすべきは、糖そして、その質と思ってください。
一番大切なのは、今自分は糖分をどこで摂りすぎているのか自覚をすること。
摂らなくても良い糖分を見極めてください。
そして不要な糖を摂らないこと。
一度毎日の食事を書き出してみると、見えてくることもあります。
紙とペンを用意して、食べたものを書き出すのもいいですよ。
糖質、糖分と思われるものをマーカーでチェックします。
自分の食事のパターンも見えてきますからね。
次に、亜鉛を多く含む食品をとって下さい。
亜鉛は、インスリンを作るのに欠かせない成分で、インスリンの働きも長持ちさせる作用があります。
亜鉛を含むものは、煮干、牡蠣、牛肩ロース、するめ、高野豆腐、アーモンド、豚肩ロース、鶏レバー、海苔などです。
そして食事の順番もちょっとだけ考えましょう。
野菜から食べる、昆布類から食べるなどすれば、糖の吸収がある程度抑えられます。
ほうれん草ののり合え
豚ロースのオイスターソース焼き
などの簡単料理もお勧めですし、冬は牡蠣の鍋もいいですね。
どうして治りにくい病気になってしまったのかと言うと、あくまで私の考えですが、一人暮らしが増えて1皿料理が増えたこと、簡単に済ますこと、つまりバランスの悪い食事が普通になってきていることがあげられます。
体を作るたんぱく質、体の機能を整えるビタミン・ミネラルをしっかり摂っているでしょうか。
好きなものばかり食べて、お腹がいっぱいになってそれで終りでは、身体が悲鳴をあげてしまいます。
つまり、食生活が原因なんです。
原因が食生活なのに、原因を変えないところで、薬を飲んでも変わらないですよね。
摂りすぎの糖分を減らす、野菜などから食事をスタートさせる、亜鉛を含むものを食べる・・・出来ることからやってみましょう。
体の細胞は日々生まれ変わっています。
食べ物を変えていけば、細胞から元気になるんじゃないかな。
健康のこと料理のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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