これって、認知症の始まりなの?

こんにちは。
沖縄好き、ゆるゆる健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。

お母さんが、こんな状態なんだけど認知症かしら?という相談がありました。

まずは、認知症と単なる物忘れの違いは、記憶がごっそりと抜けるかどうかです。
記憶した情報って、若い人の場合なら何処からでもすぐ引き出せますが、年を取るとその引き出しを見つけるのも一苦労なんです。
だから、思い出すまでに時間がかかったりするですよね。
時間がかかっても思い出せれば、年相応の度忘れと分類できます。
認知症の場合は、新しい情報を脳に入れることが出来ない状態です。
例えば、さっきご飯を食べたり、電話で話したばかりなのに、「食べていない」「何も聞いていない」となると、新しい情報を蓄える力が低下して、認知症と呼ばれます。
特に、アルツハイマー型認知症では、脳の海馬が萎縮して、情報を入力できないことがだんだんと増えていきます。

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年をとってからパートナーと別れて、うつ状態で何もしたくない!という人は、話をしていて記憶がごっそり抜けることが無ければ認知症ではありません。
ただ、そのまま放っておくと、脳の機能が低下する場合もあるので、電話をしたり、近くだったら外に連れ出したり、時には迷惑と思われながらも手料理を作ってもらったり、できる事はやってもらうことも大事です。
あまり、心配しすぎて大事にしすぎも良くないんですよ。
親子だからこそ、時には愛を持って厳しくすれば、「誰もやってくれないからしゃんとしなくちゃ!」と言う意欲もわきます。
昔の写真を見て、話をしてもらったり、好きな曲の事を語り合ったりして、お母さんの脳に刺激を与えてください。
あと大切なのは、水分補給です。
水分不足で認知症を引き起こすこともあるんですよ。
「お茶飲んでる?」といつも声掛けしてあげて下さいね。

脳はいくつになっても進化し続けます。
使えば使うほど進化し、使わなければ退化します。
身体と同じことです。
私達も、年をとっても元気で過ごせるよう、脳もいっぱい使って、栄養を与えましょう!

 

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名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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