家族が認知症になったら、1人で思い悩まないでください。
こんにちは。
無添加サプリ通販「サプリ缶」店長&沖縄好き健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
お母さんが、認知症と診断されたら治療などは、お医者さまに伺うとして、家族としてどうして向き合ったらいいのか悩んでしまいう事も多いはずです。
そんな時に役立てて欲しい場所をご紹介します。
家族の会で仲間を探す
病気の当事者やその家族が集まり情報交換などを行う組織を「家族会」と言います。
糖尿病やうつ病など、様々な病気の家族の会があり、認知症の会は「認知症の人と家族の会」という名称で、全国規模で活動しています。
家族会に参加すると、同じ悩みを持つ仲間と出会うことができます。
認知症のように、長く取り組んでいく病気の場合、仲間と支えあうこと、情報交換をすること、悩み事や困ったことを相談できる場は、大きな支えになります。
専門医や当事者などが認知症について語る講演会が開かれたり、インターネットでの情報公開、認知症の知識や制度の最新情報をまとめた機関紙なども発行されています。
認知症カフェで癒す
認知症になると、認知症の人からは「出かける自信がない」、家族からは「どこに連れて行っていいかわからない」という悩みがおきて、引きこもりがちになります。
そうなると、悩みが内に内にとこもってしまい、認知症の人も家族の人も大きなストレスを抱えることになります。
病院であれば、同じ病気で通っている仲間がいいたり、医療の専門家たちが揃っているので、なんとか重い腰を上げて出かけます。
でも、もっと他にどこかに気軽に出かけられるようなところはないか、と認知症の人だけでなく、その家族も頭を悩ませています。
そこで最近、注目されつつあるのが「認知症カフェ」です。
「オレンジカフェ」と命名している地域もあるようです。
一般的なカフェのような営業ではなく、月に数回の定期イベントとして、民家やレンタルスペースなどを借りて実施されています。参加費も、数百円から2000円程度のところが多く、認知症の人や家族、専門家や地域住民が集まる場所で、交流したり情報交換したりしています。
一番いいところは、本音で話せるところです。
お互いに認知症だと分かれば、自分の症状を話すのでもあまり抵抗がなく、笑い話として話せることも増えるようです。
軽度認知症もしくは認知症にかかっている人は、約800万人です。
65歳の4人に1人と言われる時代。
認知症と診断されても、内にこもらず、仲間や地域の人達と明るく交流できる場を利用してみてください。
お母さんにも笑顔が戻るといいですね。
家族の会や認知症カフェを知ってください。