熱は高いより、低いほうが怖い。

肩もみをすると、「手、温かいね」と言われる「サプリ缶」店長&健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
実は冷え性なんですけどね(笑)

熱は悪いこと?

風邪などで発熱をしているときは、ウィルスや菌を殺すために免疫が働いているのはご存知のことと思います。
身体の中の小さな小さな戦士たちが、身体を守るために戦っている状態です。そして戦士たちが勝って、更に免疫力が上がって私達の身体は強くなっていきます。
でも、その戦いが始まるときに、解熱剤で安易に熱を下げてしまうと戦士達の力がパワーダウンして、免疫力も下がる。
そもそも熱が上がる事は、戦う力が十分にあると言うこと。
それを、熱が出た・・・薬を飲む・・・と言う繰り返しでは、免疫力が上がりません。

<左の脇で測ってみたらこの体温。  でも発熱してるわけではないですよ>

<左の脇で測ってみたらこの体温。
 でも発熱してるわけではないですよ>

熱が出て、どうしても辛くて仕方がないときは、お薬の力をほんの少し借りることも必要かもしれませんが、「熱=悪い」というイメージはなくしたほうがいいかも知れないですね。
熱が出るたびに薬を飲むことで、肝臓などに負担がかかって免疫力が落ち、知らず知らず病気がちの身体になってしまいます。

先日、お孫さんの事で相談をいただきました。

「熱が38度あるんですが、お薬をもらってきたほうがいいですか」って。
よく聞いてみると、食欲もあって元気にしているけど、ただ熱があるらしいのです。
「子供は小さいほど平熱が高いですよ~。おっぱいも飲んで、おもちゃで遊んでいるのであれば、全く問題ないですよ」とお答えしました。
お医者様にも伺うのですが、熱が心配で来院する人が多いようです。
お医者様が大丈夫と言っても、心配だからお薬を処方してもらう。
赤ちゃんの医療費はタダだからって、もらう人もいるんです。

ちょっと話がそれました。

熱がないほうが怖い

体温計って、熱があるときに計りますよね。
それって、「熱があるのはよくないよ」という概念で思い込まされて、計っていたのじゃないかな~って最近思うんです。

熱が高いと風邪などが疑われますが、体温が低いと感染症にかかりやすい、病気にかかりやすい、ガンになりやすいのです。

特にガンは35度台が一番増殖しやすいと言われています。
また、身体の中の血液も回りにくい状態になりますから、脳への血流も減って認知症にもなりやすくなります。

どっちが怖いですか?
私ははるかに体温が低いほうが怖いと思うんです。
体温が低い、それだけで知らないうちに病気になる。
風邪どころの騒ぎではないですよね。

最近は、冷たいものや砂糖の取りすぎ、薄着やクーラーの使いすぎ、薬の乱用などで低体温の人が増えているようです。
あなたの体温は今何度ですか?
熱があるときだけでなく、今の健康状態を見るために、時々計ってみるといいかも知れませんね。

 

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まとめ

人の体温の4割は筋肉から作られると言われます。
よく歩いて足に筋肉をつけることも良いですし、お風呂に入って外側から体温を上げるようにサポートする・・・こんな簡単な方法も良いですよ。
タンパク質などをよく食べる事、薬に頼りすぎないこと・・・
小さな身体への思いやりが低体温を防ぎます。
ちょっと疲れやすいな、眠りが浅いな・・・と言うときは体温を計って、ご自身の健康管理に役立ててくださいね。

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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