骨粗しょう症予防や風邪を引きにくい体のために、もっと昆布ライフを楽しもう!
こんにちは。
沖縄好き、発酵食品コーディネーターの名畑(@NozomiNabata)です。
いつもは味噌の話ばかりですが、今回は「昆布」の話をちょこっと♪
昆布というと、この大きなものを思い出します方が多いのでは?
鍋にするときは使うけど、大きいと毎日使うのにちょっと面倒で、なかなか使う頻度も少ないですよね。
でも、それはもったいない!!!
昆布を簡単に使えば、健康になるんですよ!
よく「昆布食べてますか?」とお尋ねすることがあります。
多くの方の答えは、「ワカメを良く食べてます!」という答えが返ってきます。
あ~~~昆布食べないなんてもったいないなと思ったので今回ブログにしました!
昆布とワカメって違うの?
ワカメと昆布は同じ海に育っていて、フワフワ浮いている様子が似ているので、同じものと思う方が多いようです。
ハッキリ言います!
昆布とワカメは全く別物です!(きっぱり♪)
ワカメが育ったものが昆布でもなく、昆布の若いときのものがワカメでもないです。
ワカメは比較的いろいろな所の海で出来ます。
日本国中の海でできます。さて、昆布はどうでしょうか。昆布はほとんどが北海道の海で育ちます。
それは、北海道の海が綺麗であること、海水温が低いこと、そして北海道の土地の栄養が豊富であるからです。
山から海に流れていく栄養が昆布を育てると言っても過言ではありません。ワカメと違って、育つ条件が厳しいのです。
栄養面も全く違います。ワカメは食物繊維が主ですが、昆布にはたんぱく質、カルシウム、ヨウ素、ビタミンA、ビタミンB2、グルタミン酸、アルギン酸などいろいろな栄養がたっぷりです。
昆布の栄養
そんな昆布ですが、なかなか食べてない方も多いのでは?
昆布の栄養を見てみましょう!
カルシウムが豊富
成長期のお子様、そして熟年期の女性、働き盛りの大人、高齢者の方、特にカルシウムが必要な方以外でも、骨はいつでも体の中で作り続けられるので摂り続けたい栄養素の第一位です。
カルシウムがないと、骨がしなやかで丈夫にならないだけでなく、手足のしびれを引き起こしたり、高血圧や動脈硬化の原因にもなります。
自覚症状としては、イライラしたり、物忘れがひどくなったり、マブタがぴくぴくしたり、運動もしていないのに足がつってしまいます。
乾物の昆布には牛乳の7倍ものカルシウムが含まれているそうですよ。
食物繊維が豊富
食物繊維は何も便通を良くするためのものではありません。
たんぱく質や糖質を分解する酵素の働きが活発になり、昆布を毎日食べ続けることで、消化力を高めるのです。
食べ物がいつまでもお腹に残っている感じがしたり、体を少しスマートにしたい方にはピッタリの食材です。
アルギン酸が豊富
昆布にたくさん含まれるアルギン酸は、体の中のナトリウムを体の中に輩出してくれます。そのため高血圧や動脈硬化の予防にピッタリです。
血圧の上昇やコレステロールの値を下げる効果もあります。
その他
ビタミンB1やB2もたっぷり含まれるので、疲れた体も癒してくれます。
ヨウ素もたくさん含まれます。要素は人間の成長を促進し、新陳代謝を上げてくれます。血糖値を安定させたり、風邪を引きにくく疲れにくい体にしてくれたり、アレルギー症状を抑えたりと、いいことばかりです。
お肉や加工食品を食べる機会の多い現代人こそ、積極的にワカメを食べることをお勧めしたいです。
体に良いことは十分わかっているけど・・・使いにくい
こんな大きな昆布では使いにくいですよね!
ハサミで切ったり、ふやかしたり、じっくり煮たりと食べるまでに何かと時間がかかるものです。
でも、最近ではこんな商品もあります!
さっと、お味噌汁に入れたり、おでんに入れても美味しいとろろ
ごはんにのせて食べると最高に美味しい黒昆布
お湯を注ぐだけで、栄養スープの出来上がり!
昆布を簡単に使える商品がまだまだありますから、使いやすい昆布を試してみてくださいね。
乾物屋さんなどに行けば、いろいろな商品に出会えますよ。
ふりかけにしたり、お味噌汁に入れて昆布ライフをラクラク楽しみつつ、骨粗しょう症などの病気を予防しましょう。
現代では、肉類や加工食品を多く食べるようになったことで身体が酸性に傾きがちです。昆布は健康体である、弱アルカリ性に保つ働きをしてくれます。昆布は理想の健康食品と言っても過言ではないのかもしれません。
もっともっと昆布を利用しませんか?
まだまだ元気になりますよ!!
私たちの周りには、健康になる食べ物がまだまだあります。
楽しんで探して、ゲットしましょう♪