味噌は買う時代から、手作り味噌を作る時代へ!
こんにちは。
沖縄好き、発酵食品コーディネーターの名畑(@NozomiNabata)です。
今年も手作り味噌教室を1月18日に行いました。
今年初めての雪の方の日でしたが、お昼にちょっと降るぐらいで積もらなくて良かった~~と言うのが正直なところです。
参加の方々の足元を考えると、雪は出来るだけ降らない方がいいですからね。18日の3日前から、雪が降らないように念じてましたが、少しはご利益があったと思うことにします。
寒い日でしたが、めちゃ楽しく味噌作りをしちゃいました。
18日は4人の親子さんたちといつも参加くださる美人さん、そして麦みそが切れたので作りたい!という3組の参加者さん達でした。
親子で味噌を作る姿って本当に美しいし、微笑ましかったですよ。パパと小さなお兄ちゃんが味噌を作り、ママと4か月の娘さんがそれを応援している姿を想像してみて下さい。
それだけでも顔がニンマリします。
そして実際にかわいらしすぎて、写真を1枚たりとも撮るのをすっかり忘れてしまいました(苦笑)
参加者の方には、味噌を可愛がって育ててもらうために、味噌に名前を付けてもらうのですが、今回参加のお子様は「パパ」と「ママ」とつけてくれました。
きっとおいしい味噌になることが間違いないです。
毎日、「美味しくなあれ」となでなでしてくれることを約束したので、今頃もなでなでしてくれると思います。
味噌は買うものではなく、味噌は育てるもの!へ
物があふれる今の時代。手に入らなくて困る!ということはなくなりました。
味噌もそうです。スーパーに行くと、いろいろな味噌が常温のコーナーに山と積まれています。
匂いが漏れないようにしっかりとパックされて衛生管理もばっちりです。
でもですよ。
味噌は本来醗酵し続けるものです。一度作った経験のある方ならわかると思うのですが、醗酵が進むと色が変わりお味噌の匂いがしてくるのが当たり前です。
夏に発酵させると、ジップロックに入れた味噌は発酵が進んで、破裂するほどパンパンになります。
常温で並べられている味噌を見ると、味噌もどきにしか見えないのです。
だって、常温ですよ。生きた麹たちが醗酵を続けないわけがないのです。どこかで醗酵を止められているのです。
醗酵を止められている味噌を食べても、私たちが健康になるとは思えませんっ!
健康的にも手作りをお勧めしますし、未来の子供たちの元気のためにも手作りをお勧めします。
日本食は、味噌や醤油、豆腐や納豆など、大豆なしでは過ごせません。
輸入に頼ってしまうと、万が一輸入できなくなってしまった場合は私たちの生活が一気に崩れてしまいます。
また、品質を調べることも難しくなります。
国産品が高いからと言って使われないことが続くと、大豆を作る方も減少してしまいます。少なくなるだけでなく、作り手がいなくなってしまったら、私たちの食生活はどうなってしまうんでしょうか。って、いつも心配になっちゃいます。
私たち日本人は、ずっと米や大豆で育ってきました。日本食の原点と言えます。味噌や醤油などの調味料も米や大豆なしでは作れないのです。
豊かで安全な食生活を未来の子供たちに受け継ぎたいと思うのです。
たかが味噌作りですが、国産の大豆を買う人が増えることで、農家さんを守り、私たちの健康を守ることに繋がと思うんですよね!
小さな活動ですが、地道に続けています。
味噌から始まる新しい発見をしてみませんか?
味噌は作るものの時代へ変化していくために、手作り味噌教室に良かったら参加してくださいね。
美味しい味噌生活のスタートが楽しく始められますよ。
2月は駒込のナーリッシュで、2月22日に開催予定です。
気になる方はお気軽にお問い合わせくださいね。