料理は習いに行くものじゃなく、作って感じるもの。そして元気になるもの。
こんにちは。
沖縄好き健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
先日、クリスマス会のお料理の準備を手伝いに行ってきました。
作ったのは、豆のサラダ、餃子3種、おからのハンバーグ、煮物、卵焼き、オニオンスープなどなど
15人前ぐらいを作ったのですが、それはそれは楽しい時間でした。
参加者さんの話を聞いて、とっても感激することがありました。
その方は、仕事が落ち着いたら、料理上手のお母さんに料理の仕方を聞こうって思っていたそうなんですが、聞きたい!と思ったときにお母様は既に亡くなって、料理を習うこともなく年を経てしまったことを後悔しているそうです。
最近思うんですよね。
料理をする人が少なくなってきてるな~~って。
こんなに料理教室がたくさんあるのに、何でだろう?って思いませんか。
フランス料理やイタリア料理、インド料理やロシア料理・・・日本にいれば、外国の料理の勉強は出来るし、どこでも食べる事ができます。
習った料理をどれだけの人が再現しているのでしょうか。
あ~~美味しかった!で終っている人も多いのでしょうね。
料理って、何のためにあるのかなと考えた時に、健康になるためにあるんだと思うんですよね。
でも、子育てや仕事に追われて料理する時間がなくって、大切だと分かっていてもおろそかになっちゃうんです。
作らないとしても、買うことが出来るし、どこでも食べる事ができるから。
そして、料理に自信を持てなかったり。
でもね。
昔からある日本食って、シンプルなものなんですよね。
ご飯を炊いて、季節の野菜などを入れてみそ汁にして、漬物、魚、煮物・・・これだけで十分で飽きがこなかった。
それは、季節によってご飯の味や野菜の味が少しずつ違って楽しめたからじゃないかな。
美味しいばかりじゃないのもいいのかもって思います。
たまには美味しくなかったり、美味しかったり・・・何で美味しいのかな?って考えると、取れたての野菜だったり、おじいちゃんが丹精こめた野菜だったりとそんなことも左右されます。
それを教えてくれるのは、料理教室じゃないんですよね。
家庭料理なんです。
お母さんの味、知りましょう!伝えましょう!
家庭料理を伝えること、作って食べることが健康で元気になる秘訣です。
質素だけど、美味しいもの、滋味のあるものまだまだいっぱいあります。
もっともっと料理に自信をもってください。
あなたの料理で、元気になる人がいっぱいいますよ。