脱水症を甘く見ないで!脳の働きが鈍って認知症を引き起こします。
今日はとっても暑かった横浜です。
日差しが刺すように強かった~~
こんにちは。
沖縄好き、元気食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
水分をとってますか?
夏は特に汗などで知らないうちに身体から水分が出ちゃうんですよね。
エアコンの聞いた涼しい部屋にいてもそうなんですよ。
喉が渇いたなぁって思うときは、もう身体の水分が限界に来ているサインなんです。
上手に水分補給してますか。
水分が必要なわけ
私達の体は、半分以上が水です。
子供は75%、大人は60%、高齢者は50%を水分が占めています。
高齢者はもともとの体内水分量が少なく、喉の渇きを感じにくいんです。
また、体内で作られる水分も少なく、腎臓の機能が弱まっているため尿量が多い・・・つまりこまめに水分を取らないと水分がどんどん出て、体に残らないんですね。
人は常に大量の水がないと、体が正常に機能できません。
体内の水分がわずか1-2%でも不足すると、ボーっとするなどの意識障害が起こります。
私は水分が不足してくると、なぜか耳がつまったように音が聞こえない症状が出てきます。
やはり夏に多く起こるので、この症状が出てきたら水分補給して休むことを心がけてます。
意識障害までいったら怖いですものね。
1-2%って、どのくらいの量なの?
例えば、体重が50kgの高齢者がいるとします。
体重から考えて、水分は25kg。その1%は250ml、2%は500mlです。
ペットボトルをイメージしてください。
よく見かけるペットボトルは500ml。この量が減っただけで意識障害が起こる可能性があるのです。
ちなみに、3%減ると血液がドロドロになり発熱、5%不足すると運動機能が低下してふらつき、7%不足の場合幻覚・幻聴などが起こり意識がもうろうとします。そして10%になると、死に至ります。
水分が足りないだけで?って思いますか?
そうです。水分補給はとても大事なことなんです。
脱水症状で認知症に
意識がもうろうとして、「自分が誰なのか、どこにいるのか、何をしたらいいのか」が分からなくなり、脱水が更に進みます。
水を飲まないといけないことさえも、頭の中に出てこなくなるんです。
脱水症状がおきている脳の中では、血液がドロドロになり、流れも悪くなり酸素も十分に行き届かなくなります。
この状態が何度か繰り返されることで、脳の機能が低下して、認知症へと進んでしまうこともあります。
熱中症にならないためにも認知症を予防するためにも、水分をゆっくりしっかり補給してください。
では、どのくらい水分を取ったらいいの?
尿や便、皮膚呼吸、息などで失われる水分量などを総合的に計算すると、食事と別に、1日に1500mlの水分が必要とされます。
どうでしょうか。1日に1500ml飲んでるでしょうか。
毎日1500mlとらないと水分収支がマイナスとなり脱水の危険にさらされます。
高齢者はもともと水分の量が少なく、喉の渇きを感じにくいのに加えて、日中も夜もトイレに行くのが面倒・・・という理由から水分摂取そのものが不足しています。
熱中症や認知症にならないために、意識をして水分補給をこまめに行ってください。
1日に1500mlと言っても、一度に1500ml飲んだのでは効果がありません。
一気に飲むと胃液が薄まって食欲がなくなりますし、水分が尿として出てしまうだけです。
「ゆっくりこまめに飲むこと」が大切です。
冷たい飲み物ばかりではなく、温かい麦茶や緑茶もこの時期いいですよ。
ビタミンやミネラルも補給できますし、お腹も温かくなりますし、
温かい飲み物のほうが、喉の渇きを癒してくれます。
そしてくれぐれも糖分の入っていない飲み物を飲んでくださいね~!
夏の食事は、少し塩分濃い目の料理を食べ、
水分補給をして認知症を予防しましょう!!
健康のこと食事のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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