しっかり噛む事も、認知症予防です。

毎日しっかり噛んで食事をしていますか?
脳に栄養を与えるために、もちろん何を食べるかも大切ですが、
ゆっくり、そしてしっかり噛む事・・・それも認知症の予防になるんです。
こんにちは。
「サプリ缶」店長&健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。

<脳へ、イイ刺激を与えましょう>

<脳へ、イイ刺激を与えましょう>

噛む刺激が脳の中のアセチルコリンを増やす!

普段の食事で、よく噛んで食べていますか?
よく噛む事は、満腹中枢を刺激するため食べ過ぎ防止になりますし、噛む回数が増えることで唾液がたくさん出るので、消化にいいんです。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

さて脳に関して、噛む事は脳内の活性化に効果を発揮します。
食べ物を噛むと歯の根っこを覆う歯根膜がその力をキャッチして
歯根膜の神経から三叉神経を経由して、記憶や思考、運動や感覚を支配する
脳の領域に信号がどんどん伝わるんです。
すると記憶や学習能力を司るアセチルコリンという神経伝達物質が増え
その結果、脳が活性化して集中力や記憶力が高まります。

アセチルコリンって何?
脳の中は、神経細胞がたくさんあって、神経細胞同士がネットワークを組んで
膨大な情報を伝えながら働いています。
その情報を伝えているのが「神経伝達物質」。
神経伝達物質は、たくさんの種類がありますが
アセチルコリンは、最も重要な物質のひとつです。
アルツハイマー型認知症の方が亡くなった後、脳を解剖して調べたところ
「アセチルコリン」が極端に少ないことがわかりました。
つまり、アセチルコリンが多いほど、認知症になりにくいのです。

普段の生活で、「アセチルコリン」を増やすために!

まずは、今の歯、歯茎を大切にすること。
歯磨き粉でごしごしする必要はありませんが
塩で磨いたり、すすぎをしっかりやることです。
そして、その歯でしっかりと食べ物を噛む事!
食事は繊維質を多く含む野菜や根菜、そして肉など・・・
噛まなくては食べられない食材を、適度にメニューに加えましょう。

入れ歯になったらだめなの?
歯が抜ける人ほど、認知症になりやすいと言われますが
だからと言って、諦めるのはまだまだ早いです。
入れ歯になると、歯根膜はなくなりますが、
歯茎の粘膜が噛んでいる刺激を脳に伝える代役として働き始めてくれるんです。

もし入れ歯もない場合は
歯茎や口の中の粘膜を刺激するだけで、脳に刺激が伝わります。
歯のあるなしにかかわらず、口の中の洗浄やガーゼなどを使い、
歯茎のマッサージを毎日行いましょう。
マッサージも脳の刺激になります。

 

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まとめ

認知症予防には、運動や脳への栄養、楽しいことやちょっと難しいことにチャレンジするなどの刺激が大切です。
それを毎日続けるって結構大変。
でも、よく噛む事は毎日簡単に出来ることです。
自分で出来る人は、しっかり歯磨き。
ご家族を介護している人は、柔らかめの歯ブラシまたはガーゼなどで
歯や歯茎をマッサージしてくださいね。
脳に刺激を与えて、脳を健やかに保ちましょう!

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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