発酵の国、ニッポンはまだまだ知られざる世界が広がっている!
沖縄好き、発酵食品コーディネーターの名畑(@NozomiNabata)です。
先日、渋谷のヒカリエで行われている「発酵から再発見する日本の旅」というイベントにお邪魔してきました。
4月26日から開催されていて、7月8日までだったのですが、盛況と言うことで7月22日までイベントが延長されてました。
お邪魔したのは、麹が私を呼んでいたから♪ ついついお邪魔してしまいました(笑)
発酵と言うと、チーズやヨーグルト、キムチ、味噌や塩麹などを思い浮かべますが、日本には全国各地に発酵文化が根付いています。
この写真をご覧ください。発酵イベントのページより拝借いたしました!
都道府県ごとに発酵食品がずらりと並んでいますよね。
こんなに種類があるの~~~とビックリさせられます。
麹だけでなく、お茶や藍染、漬物からお酒やワインなど生活にかかわるものは、ほとんどが発酵と関係していると言っても過言ではないのではないでしょうか。
発酵の素はこちら!日本酒も焼酎も泡盛も、発酵のお世話にならないと出来上がりません!
海に囲まれて独特の地形の日本には、山や海、そして平地が生み出した命豊かな食べ物が豊富です。
魚や海産物などの海のものから、山菜などの山のもの、そして野菜などの畑のもの。その旬に取れるものを美味しく保存するために発酵技術が進化して、日本人の食卓を豊かにしてきました。
それをいかに活用するかは先人たちが、試行錯誤して現代に受け継がれています。
発酵がなければ日本人はここまで生きてこれなかったかも知れません。
発酵は日本人が生き延びるための知恵で、発酵を知ることでどうやって生きてきたのかを教えてくれます。
現代の食生活は大きく変わっています。
保存をするのに発酵に頼るのではなく、色々な技術が出てきました。冷凍であったり、真空パックだったり、乾燥であったり、時には添加物だったり。
どれも否定するつもりはありませんが、先人が開発してそして受け継がれてきた発酵技術を、もう一度再確認することも健康のためにはいいことだと思います。
知った上で、どんなものを食べるかを決めれば、もっと日本人の腸が元気になると思うんですよね。
さて、この渋谷のヒカリエで行われているイベントは7月22日までです。
発酵の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
普段出会えない、発酵との出会いがたくさんありますよ~~~!
その発酵を知ることは、実際に使うことが一番の近道です。身近な塩麹やしょうゆ麹、味噌などを作って料理をしてみましょう!
市販の調味料では出せない味にたくさん出会うことが出来ます。